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薬-5日本バイオテク協議会 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66925.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第243回 12/10)《厚生労働省》
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ウルトラオーファン薬開発のインセンティブ
 現在指定難病として指定されている348疾病のうち、患者数1,000人未満のいわゆる
ウルトラオーファンは59%(204疾病)、300人以下の疾病は44%(152疾病)であるこ
とが確認された。(難病情報センターHP記載情報より当協議会集計)
 創薬ベンチャーは、大手企業が手掛けない市場規模の非常に小さな難病・希少疾
病用薬を開発することが多い。弊協議会会員企業の直近2年間の収載品目6銘柄の
うち、5銘柄がピーク時患者数1,000人未満(うち3銘柄はピーク時患者数100人未満)
のウルトラオーファンであり、いずれもピーク時販売金額予測は10億円未満となって
いる。
 患者数1,000人未満のウルトラオーファン薬の開発については、治験症例数の確保
等開発難易度が高い一方、現状の希少疾病用薬に対する市場性加算の加算率
(10%~20%)では十分なインセンティブが得られていない。
 安定供給を確保するためにも、ウルトラオーファン薬の開発意欲が湧く薬価算定上
の評価(30%~50%)を希望する。
令和7年7月9日中医協 薬ー9 5頁、6頁、8頁、15頁より改変

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