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資料5  社会保障改革の新たなステージに向けて(参考資料) (有識者議員提出資料) (3 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/1205agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第14回 12/5)《内閣府》
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高齢者の実態に対応した医療保険制度の在り方
• 元気な高齢者が増える中、後期高齢者医療制度創設時の75-79歳の1人当たり医療費の水準は、2023年度の80-84歳に相
当し、おおむね5歳若返っている。高齢者雇用は65歳までの雇用確保の義務化や70歳までの就業機会確保の努力義務化
が進められ、65歳以上の就業率も大きく上昇。日本の高齢者の健康状態は各国と比べて良好であり、疾病状況で見て日本
の76歳は世界の65歳と同等。こうした高齢者の実態も踏まえ医療保険制度を検討する必要。
図1:年齢別の1人当たり医療費

(15-64歳
平均=1)

図2:年齢階層別の就業率

(%)

60.0

6.0
5.5
5.5

40.0

36.2

35.1

20.0

21.8

20.8

10.0

12.8
7.5

10.2

30.0

5.2

5.1

5.0
4.6

4.5

53.6

50.0

4.3

0.0
2008年

4.0
3.8
3.6

3.5
3.0

3.0
2.8

2.5

2.4

2.0
1.5

1.5

ロシア

1.0
55-59歳 60-64歳 65-69歳 70-74歳 75-79歳 80-84歳 85歳以上
2023年度

2008年度

70~74歳

75~79歳

80~84歳

SDI:国ごとに一人当たり
所得、平均学歴、出生
率等の社会・人口指標
スイス
オランダ
の順位を平均した指数 (2022年10月=1)

1.9
1.6

65~69歳

図3:世界の65歳の疾病状況と同等となる
各国の年齢-日本の76歳は世界の65歳と同等-
(歳)

2.1

2024年

図3:米国
における年日本
ナイジェリア メキシコ
南アフリカ
齢階層別の
76歳
米国
雇用者数 65歳

中国 ブラジル
インド エチオピア
図2:高年者雇
インド ネシア

用安定法の改正
アフガニスタン

パプアニューギニア

(備考)図1:厚生労働省「国民医療費」、総務省「人口推計」、図2:総務省「労働力調査」、図3:Chang et al. (2019) “Measuring population ageing: an analysis of the
Global Burden of Disease Study 2017”, Lancet Public Healthにより作成。

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