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感染症週報 2025年第46週（11月10日－11月16日） (6 ページ)
出典
| 公開元URL | https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/jp/idwr/2025/index.html |
| 出典情報 | 感染症週報 2025年第46週（11月10日－11月16日）（12／1）《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2025年 第46週
（11月10日〜 11月16日）
：通巻第27巻 第46号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
（定点）
から報告され、疾患により急性呼吸器感染症定点、小児科定点、眼科定
点
（約600カ所）
、基幹定点
（約500カ所）
に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療
機関数です
（増減の目安は小数点第3位以下を含む）
。2025年第15週より定点数が変更されています。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期の平均との比較（第46週）
〜
〜
2.09
3.51
−0.41
〜
〜
0.77
1.01
−0.80
2.76
−0.97
−0.91
0.36
0.33
平均−2SD
平均−1SD
3.09
平均
1.03
0.86
平均＋1SD
平均＋2SD
定点当たり
報告数
インフルエンザ
37.73
RSウイルス感染症
0.77
咽頭結膜熱
0.28
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2.46
感染性胃腸炎
3.98
水痘
0.29
手足口病
0.13
伝染性紅斑
0.65
突発性発しん
0.22
ヘルパンギーナ
0.07
流行性耳下腺炎
0.04
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.72
マイコプラズマ肺炎
1.48
SD：標準偏差
当該週と過去5年間の平均（過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均）との差をグラフ
上に表現した。
急性呼吸器感染症定点報告疾患（報告定点数：3,857）
インフルエンザの定点当たり報告数は第34週以降増加が続いており、過去5年間の同時期
（前週、当該週、後週）の平均と比較してかなり多い。都道府県別の上位 3位は宮城県
（80.02）、埼玉県（70.01）、福島県（58.54）である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベ
イランスにおける報告数は1,466例と前週と比較して増加した。都道府県別では47都道府県
から報告があり、年齢群別では0歳（72例）、1〜9歳（574例）、10代（141例）、20代（26例）、30代
（22例）、40代（27例）、50代（45例）、60代（90例）、70代（188例）、80歳以上（281例）であった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位
3位は新潟県（4.40）、愛媛県（4.11）、北海道（3.98）である。基幹定点からの新型コロナウイル
ス感染症入院サーベイランスにおける報告数は840例と前週と比較して増加した。都道府
県別では47都道府県から報告があり、年齢群別では0歳（11例）、1〜9歳（26例）、10代（6例）、
20代（10例）、30代（9例）、40代（15例）、50代（35例）、60代（68例）、70代（201例）、80歳以上
（459例）であった。
急性呼吸器感染症（報告定点数：3,845）
定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は埼玉県（153.04）、群馬県（148.67）、
宮城県（141.20）である。
小児科定点報告疾患（主なもの）
（報告定点数：2,346）
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は第42週以降減少が続いているが、過去5年間の同
時期の平均と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は鹿児島県（1.71）
、香川県（1.69）、
三重県（1.66）である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は京都府（1.13）、福井県
（0.76）、鹿児島県（0.74）である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は愛
媛県（7.68）、茨城県（5.21）、福岡県（5.17）である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期の平均と比較してやや多
い。都道府県別の上位3位は大分県（8.39）、石川県（7.25）、岐阜県（6.74）である。
水痘の定点当たり報告数は第43週以降増加が続いており、過去5年間の同時期の平均と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は沖縄県（0.88）、青森県（0.76）、福島県（0.71）であ
る。
手足口病の定点当たり報告数は第38週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖
縄県（1.28）、福岡県（0.66）、北海道（0.46）である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期の平均と比較
してかなり多い。都道府県別の上位3位は宮崎県（3.40）、鹿児島県（2.42）、愛媛県（2.37）であ
る。
Ministry of Health, Labour and Welfare / Japan Institute for Health Security, National Institute of Infectious Diseases
6
2025年 第46週
（11月10日〜 11月16日）
：通巻第27巻 第46号
◆定点把握の対象となる5類感染症
全国の指定された医療機関
（定点）
から報告され、疾患により急性呼吸器感染症定点、小児科定点、眼科定
点
（約600カ所）
、基幹定点
（約500カ所）
に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療
機関数です
（増減の目安は小数点第3位以下を含む）
。2025年第15週より定点数が変更されています。
定点把握疾患の報告の過去5年間の同時期の平均との比較（第46週）
〜
〜
2.09
3.51
−0.41
〜
〜
0.77
1.01
−0.80
2.76
−0.97
−0.91
0.36
0.33
平均−2SD
平均−1SD
3.09
平均
1.03
0.86
平均＋1SD
平均＋2SD
定点当たり
報告数
インフルエンザ
37.73
RSウイルス感染症
0.77
咽頭結膜熱
0.28
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2.46
感染性胃腸炎
3.98
水痘
0.29
手足口病
0.13
伝染性紅斑
0.65
突発性発しん
0.22
ヘルパンギーナ
0.07
流行性耳下腺炎
0.04
急性出血性結膜炎
0.01
流行性角結膜炎
0.72
マイコプラズマ肺炎
1.48
SD：標準偏差
当該週と過去5年間の平均（過去5年間の前週、当該週、後週の合計15週間分の平均）との差をグラフ
上に表現した。
急性呼吸器感染症定点報告疾患（報告定点数：3,857）
インフルエンザの定点当たり報告数は第34週以降増加が続いており、過去5年間の同時期
（前週、当該週、後週）の平均と比較してかなり多い。都道府県別の上位 3位は宮城県
（80.02）、埼玉県（70.01）、福島県（58.54）である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベ
イランスにおける報告数は1,466例と前週と比較して増加した。都道府県別では47都道府県
から報告があり、年齢群別では0歳（72例）、1〜9歳（574例）、10代（141例）、20代（26例）、30代
（22例）、40代（27例）、50代（45例）、60代（90例）、70代（188例）、80歳以上（281例）であった。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位
3位は新潟県（4.40）、愛媛県（4.11）、北海道（3.98）である。基幹定点からの新型コロナウイル
ス感染症入院サーベイランスにおける報告数は840例と前週と比較して増加した。都道府
県別では47都道府県から報告があり、年齢群別では0歳（11例）、1〜9歳（26例）、10代（6例）、
20代（10例）、30代（9例）、40代（15例）、50代（35例）、60代（68例）、70代（201例）、80歳以上
（459例）であった。
急性呼吸器感染症（報告定点数：3,845）
定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は埼玉県（153.04）、群馬県（148.67）、
宮城県（141.20）である。
小児科定点報告疾患（主なもの）
（報告定点数：2,346）
RSウイルス感染症の定点当たり報告数は第42週以降減少が続いているが、過去5年間の同
時期の平均と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は鹿児島県（1.71）
、香川県（1.69）、
三重県（1.66）である。
咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は京都府（1.13）、福井県
（0.76）、鹿児島県（0.74）である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は愛
媛県（7.68）、茨城県（5.21）、福岡県（5.17）である。
感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期の平均と比較してやや多
い。都道府県別の上位3位は大分県（8.39）、石川県（7.25）、岐阜県（6.74）である。
水痘の定点当たり報告数は第43週以降増加が続いており、過去5年間の同時期の平均と比
較してかなり多い。都道府県別の上位3位は沖縄県（0.88）、青森県（0.76）、福島県（0.71）であ
る。
手足口病の定点当たり報告数は第38週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖
縄県（1.28）、福岡県（0.66）、北海道（0.46）である。
伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期の平均と比較
してかなり多い。都道府県別の上位3位は宮崎県（3.40）、鹿児島県（2.42）、愛媛県（2.37）であ
る。
Ministry of Health, Labour and Welfare / Japan Institute for Health Security, National Institute of Infectious Diseases
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