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技-2 内視鏡手術用支援機器を用いた内視鏡手術に対する評価について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66054.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 医療技術評価分科会(令和7年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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2.課題


これまでの医療技術評価においては、開腹・開胸手術(以下「開腹等手術」という。)
の代替となる新規技術として腹腔鏡下・胸腔鏡下手術(以下「腹腔鏡下等手術」という。)
が保険適用された後、それらに対応するロボット手術が関連学会等から提案されてきた。
令和8年度診療報酬改定に向けた提案では、腹腔鏡下等手術とロボット手術が同時に提
案されることや、腹腔鏡下等手術に先行してロボット手術が提案されることがあった。



また、保険医療材料等専門組織においてロボット手術の適応拡大の提案があり、保険
医療材料等専門組織での審議を行った結果、医療技術評価分科会での審議が必要とされ
た。

3.論点


開腹等手術の代替となる新規技術としての腹腔鏡下等手術及びロボット手術の保険適
用の順序に関する規定はないところ、ロボット手術の評価に際しては、腹腔鏡下等手術
と同時に提案された場合や、ロボット手術のみが提案された場合について、医療技術評
価分科会における評価の対象とすることを明確化し、既存技術である開腹等手術との有
効性・安全性の比較により評価することについてどう考えるか。



ロボット手術の評価に際しては、分野横断的な幅広い観点での評価を行う必要がある
ことから、保険医療材料等専門組織ではなく、医療技術評価分科会での評価とすること
を明確化することについてどう考えるか。

(表1)現在保険適用されているロボット手術(32 項目)
Kコード
K082-7
K374-2
K394-2
K502-5
K504-2
K513
の3及び4
K513-2
K514-2
の2及び3
K529-2
K529-3
K554-2
K555-3

診療報酬項目
人工股関節置換術(手術支援装置を用いるもの)
鏡視下咽頭悪性腫瘍手術(軟口蓋悪性腫瘍手術を含む。

鏡視下喉頭悪性腫瘍手術
1 切除
2 全摘
胸腔鏡下拡大胸腺摘出術
胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術
胸腔鏡下肺切除術
3 区域切除
4 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの
胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術
胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術
2 区域切除
3 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの
胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術
1 頸部、胸部、腹部の操作によるもの
2 胸部、腹部の操作によるもの
縦隔鏡下食道悪性腫瘍手術
胸腔鏡下弁形成術
1 1弁のもの
2 2弁のもの
胸腔鏡下弁置換術
1 1弁のもの
2 2弁のもの
2

点数
43,260 点
38,740 点
42,200 点
67,200 点
58,950 点
58,950 点
72,600 点
81,000 点
58,950 点
72,640 点
92,000 点
133,240 点
122,290 点
109,240 点
109,860 点
123,170 点
115,500 点
130,200 点