よむ、つかう、まなぶ。
資料3 医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会報告書(案)補足資料 (3 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65345.html |
| 出典情報 | 医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会(第5回 10/29)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
高齢化・多疾患併存患者の増加と医療安全
○ 近年の研究により、多疾患併存(1人の患者に複数の疾患が同時に併存している状態)患者では、医療者・
医療機関間の調整等の際に生じるインシデントのリスクが高くなる1)(オッズ比 25-40)等、医療安全事象と
の関連が指摘されている。
○ 高齢化と多疾患併存の増加に伴う患者の医療安全上のリスクが高まっていることから、医療安全の継続的な向
上が重要である。
オッズ比
0.0
インシデントの発生率
1.0
2)
診断の安全性に関する
インシデントの発生率
30日以内の再入院率
1.0
2.0
1.7 **
1.0
3, 4)
1.0
5)
なし
3.0
1.8 *
1.4 **
**:p<0.001
*:p<0.05
多疾患併存あり
1) Doessing, Anne, and Viola Burau. Journal of comorbidity vol. 5 15-28. 16 Apr. 2015.
2) Panagioti, Maria et al. PloS one vol. 10,8 e0135947. 28 Aug. 2015.
3) Aoki, Takuya, and Satoshi Watanuki. BMJ open vol. 10,8 e039040. 20 Aug. 2020.
4) 同研究では患者報告インシデントのもと、発生率を算出している
5) Griffin, Ornagh et al. European geriatric medicine vol. 14,3 (2023): 575-582.
2
○ 近年の研究により、多疾患併存(1人の患者に複数の疾患が同時に併存している状態)患者では、医療者・
医療機関間の調整等の際に生じるインシデントのリスクが高くなる1)(オッズ比 25-40)等、医療安全事象と
の関連が指摘されている。
○ 高齢化と多疾患併存の増加に伴う患者の医療安全上のリスクが高まっていることから、医療安全の継続的な向
上が重要である。
オッズ比
0.0
インシデントの発生率
1.0
2)
診断の安全性に関する
インシデントの発生率
30日以内の再入院率
1.0
2.0
1.7 **
1.0
3, 4)
1.0
5)
なし
3.0
1.8 *
1.4 **
**:p<0.001
*:p<0.05
多疾患併存あり
1) Doessing, Anne, and Viola Burau. Journal of comorbidity vol. 5 15-28. 16 Apr. 2015.
2) Panagioti, Maria et al. PloS one vol. 10,8 e0135947. 28 Aug. 2015.
3) Aoki, Takuya, and Satoshi Watanuki. BMJ open vol. 10,8 e039040. 20 Aug. 2020.
4) 同研究では患者報告インシデントのもと、発生率を算出している
5) Griffin, Ornagh et al. European geriatric medicine vol. 14,3 (2023): 575-582.
2