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費-3日本製薬工業協会 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60773.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第71回 8/4)《厚生労働省》
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A 現行制度の課題と検証

当制度の本格導入時(2019年)の基本方針と目的の振り返り
当時の医務技監の説明より

当制度導入の基本方針

当制度の目的

国民の理解が得られること、制度が円滑に導入されることが考慮された
透明性の高い仕組みとすること、財政への影響を考慮すること、とともに
基本方針として以下を含む

治療が必要な患
者のアクセスを
確保すること

保険償還の可否判断ではなくいったん保
険償還したうえでの価格調整に用いる

既存の薬価制度
を補完すること

価格調整の対象範囲を価格全体ではなく
有用性系加算および営業利益部分とする
我が国の精緻な価格決定の仕組みとの整
合性をとる

日本の費用対効果評価制度は
1. 単にコストを減らすことが目的
ではない
2. イノベーションも評価する
当制度を通じて達成すべきこと



無作為化比較試験による治験の限
界の中から、できるだけリアルワー
ルドデータに基づく評価をする
価値に基づいた医療を進める

[参考] 古元重和, 櫻本恭司, 長谷川正宇. 日本における費用対効果評価の取り組みー費用対効果評価制度の創設. 社会保険旬報. 2019;2752.

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