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感染症週報 2025年第28週(7月7日-7月13日) (10 ページ)
出典
公開元URL | https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/idwr/jp/idwr/2025/index.html |
出典情報 | 感染症週報 2025年第28週(7月7日-7月13日)(7/28)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2025年 第28週
(7月7日〜 7月13日)
:通巻第27巻 第28号
〈6月コメント〉
(7月10日集計分)
◆性感染症について (2025年4〜6月、22〜25ページ「グラフ総覧」参照)
4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジロー
マ、淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2025年
6月分の報告を行った性感染症定点医療機関数は979(産婦人科・産科・婦人科:483、泌尿
器科:416、皮膚科:72、性病科:8)であった。次ページ以降に、過去5年間の同時期におけ
る各性感染症の男女別定点当たり報告数との比較(図1)、男女別・年齢階級別(0歳、1〜4歳、
5〜69歳は5歳毎、および70歳以上)定点当たり報告数(図2)、15〜29歳における各性感染症
の男女別定点当たり報告数の推移(図3)、および定点当たり報告数の推移(22〜25ページ
「グラフ総覧」)を示す。
性器クラミジア感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加し
た。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともに大きな変化は
認められなかった。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳であった。また、男性では10〜
14歳、女性では1〜4歳、10〜14歳の報告を認めた。
性器ヘルペスウイルス感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加し
た。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男性でやや多く、女性で
かなり多かった。年齢群のピークは男性では25〜29歳、女性では20〜24歳であった。また、
女性では10〜14歳の報告を認めた。
尖圭コンジローマ
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加し
た。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともに大きな変化は
認められなかった。年齢群のピークは男性では25〜29歳、女性では20〜24歳であった。ま
た、男性では10〜14歳の報告を認めた。
淋菌感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加し
た。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともに大きな変化は
認められなかった。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳であった。また、女性では5〜
9歳、10〜14歳の報告を認めた。
Ministry of Health, Labour and Welfare / Japan Institute for Health Security, National Institute of Infectious Diseases
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2025年 第28週
(7月7日〜 7月13日)
:通巻第27巻 第28号
〈6月コメント〉
(7月10日集計分)
◆性感染症について (2025年4〜6月、22〜25ページ「グラフ総覧」参照)
4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジロー
マ、淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2025年
6月分の報告を行った性感染症定点医療機関数は979(産婦人科・産科・婦人科:483、泌尿
器科:416、皮膚科:72、性病科:8)であった。次ページ以降に、過去5年間の同時期におけ
る各性感染症の男女別定点当たり報告数との比較(図1)、男女別・年齢階級別(0歳、1〜4歳、
5〜69歳は5歳毎、および70歳以上)定点当たり報告数(図2)、15〜29歳における各性感染症
の男女別定点当たり報告数の推移(図3)、および定点当たり報告数の推移(22〜25ページ
「グラフ総覧」)を示す。
性器クラミジア感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加し
た。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともに大きな変化は
認められなかった。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳であった。また、男性では10〜
14歳、女性では1〜4歳、10〜14歳の報告を認めた。
性器ヘルペスウイルス感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加し
た。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男性でやや多く、女性で
かなり多かった。年齢群のピークは男性では25〜29歳、女性では20〜24歳であった。また、
女性では10〜14歳の報告を認めた。
尖圭コンジローマ
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加し
た。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともに大きな変化は
認められなかった。年齢群のピークは男性では25〜29歳、女性では20〜24歳であった。ま
た、男性では10〜14歳の報告を認めた。
淋菌感染症
4〜6月の定点当たり報告数は、1〜3月の定点当たり報告数と比べて、男女ともに増加し
た。6月の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比較すると、男女ともに大きな変化は
認められなかった。年齢群のピークは男女ともに20〜24歳であった。また、女性では5〜
9歳、10〜14歳の報告を認めた。
Ministry of Health, Labour and Welfare / Japan Institute for Health Security, National Institute of Infectious Diseases
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