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資料2-5 希少がん関連の指標について (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_60047.html |
出典情報 | がん対策推進協議会(第91回 7/28)《厚生労働省》 |
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第4期がん対策推進基本計画における希少がん関連の指標について②
•
国立がん研究センターを中心に新たな希少がん分類「New Classification of Rare Cancers(NCRC)」が策定(令和7
年6月公表)され、前述の平成27年に公表した「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」の報告書の定義である
「人口10万人あたり6例未満のがん」を前提としつつ、2016-2019年の全国がん登録情報を用いて、がんの発生が少な
い臓器31部位のがん(カテゴリーA)と、がんの発生が多い臓器であるが発生が少ない特定の組織型のがん364種(カテゴ
リーB)が希少がんに分類された。
•
これを踏まえ、第4期がん対策推進基本計画における希少がん関連の指標については、この新たな希少がん分類(NCRC)
を用いて今後集計予定である。
New Classification of Rare Cancers(NCRC)の詳細
◆ 定義:人口10万人あたり6例未満のがん
① 希少がんカテゴリーA:がんの発生が少ない臓器のがん(31臓器)
小腸、中咽頭、喉頭、下咽頭、軟部組織、鼻・副鼻腔、精巣、胸腺、唾液腺、胸膜、骨、後腹膜、虫垂、膣、肛門・肛門管、眼・付属器、上咽
頭、腹膜、縦隔、 副腎、乳房(男性)、陰茎、尿道、松果体、尿膜管、心臓・心膜、下垂体、気管、胎盤、副甲状腺、中耳
② 希少がんカテゴリーB:がんの発生が多い臓器だが希少な組織型(364組織型)
例:胃がん
GIST(消化管間質腫瘍)、リンパ腫、神経内分泌癌、神経内分泌腫瘍、特殊型癌腫、未分化癌、神経内分泌・非神経内分泌細胞混合腫瘍、リン
パ上皮腫(様)癌、組織球性又は樹状細胞性新生物、急性骨髄性白血病及び関連前駆新生物、肉腫、胚細胞関連腫瘍、粘膜黒色腫、癌肉腫/肉腫
様癌、唾液腺型腫瘍
※NCRCの検討にあたって、実症例の分類検討には平成28年1月1日に施行されたがん登録等の推進に関する法律(平成25年法律第111号)に基づ
き収集された全国がん登録情報を活用し、全国がん登録情報で実症例が確認できなかった組織については、ICD-O-3.2及びWHO分類の組織コード
を用いた。
※現段階では実臨床に即した我が国における最新の希少がん分類である。
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国立がん研究センターを中心に新たな希少がん分類「New Classification of Rare Cancers(NCRC)」が策定(令和7
年6月公表)され、前述の平成27年に公表した「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」の報告書の定義である
「人口10万人あたり6例未満のがん」を前提としつつ、2016-2019年の全国がん登録情報を用いて、がんの発生が少な
い臓器31部位のがん(カテゴリーA)と、がんの発生が多い臓器であるが発生が少ない特定の組織型のがん364種(カテゴ
リーB)が希少がんに分類された。
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これを踏まえ、第4期がん対策推進基本計画における希少がん関連の指標については、この新たな希少がん分類(NCRC)
を用いて今後集計予定である。
New Classification of Rare Cancers(NCRC)の詳細
◆ 定義:人口10万人あたり6例未満のがん
① 希少がんカテゴリーA:がんの発生が少ない臓器のがん(31臓器)
小腸、中咽頭、喉頭、下咽頭、軟部組織、鼻・副鼻腔、精巣、胸腺、唾液腺、胸膜、骨、後腹膜、虫垂、膣、肛門・肛門管、眼・付属器、上咽
頭、腹膜、縦隔、 副腎、乳房(男性)、陰茎、尿道、松果体、尿膜管、心臓・心膜、下垂体、気管、胎盤、副甲状腺、中耳
② 希少がんカテゴリーB:がんの発生が多い臓器だが希少な組織型(364組織型)
例:胃がん
GIST(消化管間質腫瘍)、リンパ腫、神経内分泌癌、神経内分泌腫瘍、特殊型癌腫、未分化癌、神経内分泌・非神経内分泌細胞混合腫瘍、リン
パ上皮腫(様)癌、組織球性又は樹状細胞性新生物、急性骨髄性白血病及び関連前駆新生物、肉腫、胚細胞関連腫瘍、粘膜黒色腫、癌肉腫/肉腫
様癌、唾液腺型腫瘍
※NCRCの検討にあたって、実症例の分類検討には平成28年1月1日に施行されたがん登録等の推進に関する法律(平成25年法律第111号)に基づ
き収集された全国がん登録情報を活用し、全国がん登録情報で実症例が確認できなかった組織については、ICD-O-3.2及びWHO分類の組織コード
を用いた。
※現段階では実臨床に即した我が国における最新の希少がん分類である。
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