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参考資料3.第1回から第3回検討会の主な意見(まとめ) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59938.html
出典情報 セルフケア・セルフメディケーション推進に関する有識者検討会(第4回 7/25)《厚生労働省》
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<第3回検討会の主な意見>
1 税制のあり方に関する御意見
1)制度見直しについて
生活者にわかりやすい形を目指しており、そのうえで税制対象医薬品を全て
の OTC 医薬品、検査薬に拡大すべき。
・「痩身・美容目的で実質的に使用されている医薬品」をどう考えるかについ
て、痩身・美容目的を明確に謳っているものは除外の議論が当然あるのだろ
うが、薬効群のうち副次的に痩身・美容につながるものという考え方では
「実質的に使用されている」医薬品と見なされないのではないか。薬理作用
で直接的に痩身・美容につながるものに該当するものがあれば、それを対象
にすることでよいのではないか。
鎮咳去痰剤のように制度上、隙間でこぼしてしまうものは出てくる。基本は
薬効群で考え方を整理していくと生活者にわかりやすのではないか。
医療費適正化効果の観点からも対象品目を拡大することは必要。
OTC 検査薬について、新型コロナ・インフルエンザといった検査薬は、実際
に発熱した場合、検査薬を使用して医療機関に受診するべきか、OTC 薬で自
宅療養するかの判断材料として有効と思うので、ぜひ税制の対象とすべき。
胃腸薬、止瀉薬、瀉下薬や鎮咳去痰薬については、胃腸症状は特に国民の関
心も高い症状だと思うので、対象として追加するべき。
・現在の対象品目は急性の症状に対応する医薬品が多い印象であり、もう少し
慢性的な症状や体調を管理するような医薬品の追加を検討しても良いのでは
ないか。継続的に使用することが想定される医薬品を税制対象とすることで、
日頃からセルフケアを心掛けている方にもメリットのある税制になり、疾病
の予防や医療費の適正化につながるのではないか。
痩身や美容といったそもそも保険給付の対象でないものは、医療費適正化に
直接つながるものではないため、除外することが考えられるのではないか。
「痩身・美容目的で実質的に使用されている医薬品」には、パッケージ等で
痩身等の目的をにじませる表現が一部製品にあるので、まずは企業がそのよ
うな広告を直ちにやめていただくことが必要。
検査薬と治療薬がセットでないと片手落ちになる。コロナにしろインフルエ
ンザにしろ、何かわからないままその医薬品を提供するということ自体は避
けなければならないので、セットで考えるようにしていただきたい。
セルフケアに利用できるものは全て税制対象に入れてはどうか。一般消費者
にとってもわかりやすい。
「痩身・美容目的~」の一文について、「実質的に」という言葉が入ってい
るものの、この目的で承認されている医薬品はないと思うのでなくてもよい
と思う。