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薬-6欧州製薬団体連合会[280KB] (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59378.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第236回 7/9)《厚生労働省》
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日本の患者さんに革新的な新薬をより迅速に届けるための環境整備
-新規収載時-

• 2024年度薬価制度改革において、革新的な新薬を日本の患者さんにより迅速に届けるための環境整備に
向けたルールの見直しを実施いただいた。
• 2024年4月以降の新規薬価収載品目において新たなルールに基づく算定が行われており、それらのルール見
直しの結果、以下の課題解決につながっていくことが見込まれる。
2023年7月陳述において提示した課題認識(抜粋)

2024年度薬価制度改革

• 国内に適切な比較薬がない新薬は、薬価想定が困難。結果として、想定は保守
的にならざるを得ないため、日本における新薬の将来価値は欧米に見劣りし、投
資判断にネガティブに影響する。

• 日本に迅速導入された新薬の薬価評価

• 日本で早期に上市し、欧米並みの薬価水準とならないことが懸念される場合には、
外国平均価格調整の適用を意図して欧米での収載を待たざるを得ない。
• 新薬の価値評価にあたり、患者視点の評価軸など十分に評価されていない価値
の観点がある。
• 現行の有用性系加算の加算率に係る定量的評価については、医薬品の価値評
価の観点やモダリティが多様化している現状において適切な評価が難しい事例もあ
ると考える。

迅速導入加算の導入
収載後の外国平均価格調整におけ
る引上げ実施
• 革新的新薬の有用性評価等の充実
比較試験の実施が困難な新薬での
単群試験の成績等に基づいた評価
患者QOLの向上など重要な副次的
評価項目の評価
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