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資料2 日本癌治療学会 提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59047.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会(第18回 6/23)《厚生労働省》
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消化器外科医を増やすための学会としての取り組み
消化器外科の明るい未来を達成するためのロードマップ
日本消化器外科学会は消化器外科医が減少している現状に危機感を持ち、消化器外科の未来に向けて
の改革を真摯に推し進め、結果として国民に質の高い消化器外科診療を提供できる体制を確かなものに
することを目指して、活動して参ります。

1. 継続可能な消化器外科診療の構築
・一人でも多くの医学部学生や初期研修医に消化器外科の重要性と魅力を伝えるために広報に努めます。
・長時間労働の解消のための働き方改革を積極的に推進し、消化器外科医の心と体の健康を守るべく
労働環境の改善に努めます。
2. 消化器外科医のキャリア形成の支援
・学びの場や教育ツール及び先進的な医療への参加の機会を提供し、ロボット支援手術などの最新の
手術に至るまでの期間を短縮し、早期に自立できるよう支援を行います。
・多様な価値観や人生観、働き方を尊重し、男女の均等な活躍を支援します。
・ライフ・イベントに配慮した働き方や知識・技術のステップアップを支援いたします。
・地方で活動する消化器外科医への学びの場や先進的医療参加の機会を提供し、支援します。
3. 高度ながん手術の集約化・重点化
・医師の健康維持・促進のための働き方改革や術後成績の向上に資する、高度ながん手術に対する
合理的な集約化・重点化を目指します。集約化・重点化施設における研究・教育体制の充実を
図ります。
4.高度ながん手術と救急の手術に対するインセンティブの受領
・高度ながん手術や救急の手術に対応する対価を含め、外科医としての適切なインセンティブを受領
できるシステムの構築に向けて、国民から理解を得られるよう努力をいたします。
令和6年7月17日(水)第79回日本消化器外科学会総会 理事長講演より