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3 高齢社会対策大綱 (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/zenbun/07pdf_index.html |
出典情報 | 令和7年版高齢社会白書(6/10)《内閣府》 |
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速に進んでおり、これらの変化に伴う社会課題
高齢期に向けた資産形成等の支援を図ることと
に適切に対処し、持続可能な経済社会を構築し
している。
ていくため、以下の3つの基本的考え方にのっ
② 「健康・福祉」
とり、高齢社会対策を推進することとしている。
①
険制度と介護サービスの充実、持続可能な高齢
られる経済社会の構築
者医療制度の運営、認知症施策の総合的かつ計
躍の機会が得られる環境の整備
・若年世代における労働生産性の向上を図る
②
健康づくりの総合的推進、持続可能な介護保
年齢に関わりなく希望に応じて活躍し続け
・高齢期における就労や社会活動等多様な活
画的な推進、がん対策の推進、人生の最終段階
における医療・ケアの体制整備、身寄りのない
高齢者への支援、支援を必要とする高齢者等を
一人暮らしの高齢者の増加等の環境変化に
地域で支える仕組みづくりの促進、加齢による
適切に対応し、多世代が共に安心して暮ら
難聴等への対応を図ることとしている。
せる社会の構築
③ 「学習・社会参加」
加齢に関する理解の促進、高齢期の生活に資
せるよう地域社会を構成する様々な主体が
する学びの推進、地域における社会参加活動の
それぞれの役割を効果的に発揮できるよう
促進を図ることとしている。
な体制づくりや制度整備
④ 「生活環境」
・幅広い世代の参画の下で地域社会づくりを
豊かで安定した住生活の確保、高齢社会に適
行える環境を整備し地域のセーフティネッ
したまちづくりの総合的推進、金融経済活動に
ト機能を高める
おける支援、消費者被害の防止、認知機能の変
加齢に伴う身体機能・認知機能の変化に対
化に応じた交通安全対策、情報アクセシビリ
応したきめ細かな施策展開・社会システム
ティの確保、公共交通機関や建築物等のバリア
の構築
フリー化、高齢期の特性に配慮した防災・防犯
・高齢期におけるそれぞれの置かれた状況や
対策、成年後見制度の利用促進を図ることとし
生活上のニーズについて解像度を上げて実
ている。
態を把握し、それぞれの実態に応じた活動
⑤ 「研究開発・国際展開等」
ができる環境整備や社会システムの構築
第1節 高齢社会対策の基本的枠組み
・高齢期においても地域で安全・安心に暮ら
③
令和6年度高齢社会対策の実施の状況
きる環境の整備、公的年金制度の安定的運営、
第2章
れるといった高齢社会をめぐる様々な変化が急
高齢社会に資する研究開発等の推進、健康・
医療産業の国際展開及び国際社会への知見等の
(2)分野別の基本的施策
発信を図ることとしている。
高齢社会対策の推進の基本的考え方を踏ま
え、就業・所得、健康・福祉、学習・社会参加、
(3)推進体制等
生活環境、研究開発・国際展開等の5つの分野
高齢社会対策を総合的に推進するため、高齢
で、基本的施策に関する指針を次のとおり定め
社会対策会議において、大綱のフォローアップ
ている。
等重要事項の審議等を行うこととしている。
① 「就業・所得」
年齢に関わりなく希望に応じて働くことがで
また、高齢社会対策の推進に当たっては、基
本的考え方を踏まえ、様々な施策分野にわたる
91
高齢期に向けた資産形成等の支援を図ることと
に適切に対処し、持続可能な経済社会を構築し
している。
ていくため、以下の3つの基本的考え方にのっ
② 「健康・福祉」
とり、高齢社会対策を推進することとしている。
①
険制度と介護サービスの充実、持続可能な高齢
られる経済社会の構築
者医療制度の運営、認知症施策の総合的かつ計
躍の機会が得られる環境の整備
・若年世代における労働生産性の向上を図る
②
健康づくりの総合的推進、持続可能な介護保
年齢に関わりなく希望に応じて活躍し続け
・高齢期における就労や社会活動等多様な活
画的な推進、がん対策の推進、人生の最終段階
における医療・ケアの体制整備、身寄りのない
高齢者への支援、支援を必要とする高齢者等を
一人暮らしの高齢者の増加等の環境変化に
地域で支える仕組みづくりの促進、加齢による
適切に対応し、多世代が共に安心して暮ら
難聴等への対応を図ることとしている。
せる社会の構築
③ 「学習・社会参加」
加齢に関する理解の促進、高齢期の生活に資
せるよう地域社会を構成する様々な主体が
する学びの推進、地域における社会参加活動の
それぞれの役割を効果的に発揮できるよう
促進を図ることとしている。
な体制づくりや制度整備
④ 「生活環境」
・幅広い世代の参画の下で地域社会づくりを
豊かで安定した住生活の確保、高齢社会に適
行える環境を整備し地域のセーフティネッ
したまちづくりの総合的推進、金融経済活動に
ト機能を高める
おける支援、消費者被害の防止、認知機能の変
加齢に伴う身体機能・認知機能の変化に対
化に応じた交通安全対策、情報アクセシビリ
応したきめ細かな施策展開・社会システム
ティの確保、公共交通機関や建築物等のバリア
の構築
フリー化、高齢期の特性に配慮した防災・防犯
・高齢期におけるそれぞれの置かれた状況や
対策、成年後見制度の利用促進を図ることとし
生活上のニーズについて解像度を上げて実
ている。
態を把握し、それぞれの実態に応じた活動
⑤ 「研究開発・国際展開等」
ができる環境整備や社会システムの構築
第1節 高齢社会対策の基本的枠組み
・高齢期においても地域で安全・安心に暮ら
③
令和6年度高齢社会対策の実施の状況
きる環境の整備、公的年金制度の安定的運営、
第2章
れるといった高齢社会をめぐる様々な変化が急
高齢社会に資する研究開発等の推進、健康・
医療産業の国際展開及び国際社会への知見等の
(2)分野別の基本的施策
発信を図ることとしている。
高齢社会対策の推進の基本的考え方を踏ま
え、就業・所得、健康・福祉、学習・社会参加、
(3)推進体制等
生活環境、研究開発・国際展開等の5つの分野
高齢社会対策を総合的に推進するため、高齢
で、基本的施策に関する指針を次のとおり定め
社会対策会議において、大綱のフォローアップ
ている。
等重要事項の審議等を行うこととしている。
① 「就業・所得」
年齢に関わりなく希望に応じて働くことがで
また、高齢社会対策の推進に当たっては、基
本的考え方を踏まえ、様々な施策分野にわたる
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