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【資料4】辻本構成員提出資料 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》 |
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まとめ
• “精神保健に関する課題を抱える者”は、支援ニーズが満たされておらず(unmet mental health needs)、精神医
療を含む医療提供体制からこぼれ落ちて潜在化している。メンタルヘルスの精神保健福祉ニーズが満たされない
人々の課題は複雑困難化し、裾野は広く多分野にわたる多様な支援が重要になる。
• 精保センターは自治体の精神保健福祉の専門機関として、精神科医を含む多職種を擁している。臨床的視点と公
衆衛生的視点の双方の役割・機能を持ち、「にも包括」等を活用して精神科医療提供体制の整備に貢献している。
• 精保センターによる医療体制提供として、
①重層的な多機関協働ネットワークをもつ市区町村・保健所等の活用(技術的・人的支援等)
②医療アクセスの紹介や診療導入を含めた精神科医療機関との協力・連携
③“精神保健に関する課題を抱える者”(治療契約困難者、依存症、ひきこもり、自殺ハイリスク者、精神科救急
受援者等)への直接支援や様々な専門プログラムの実施 などがあげられる。
• 精保センターのあり方は自治体ごとに様々である。人員配置も不十分な中、期待される責務は今後ますます増加
すると思われる。地域の特性に応じての多様性と均てん化が求められる。
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• “精神保健に関する課題を抱える者”は、支援ニーズが満たされておらず(unmet mental health needs)、精神医
療を含む医療提供体制からこぼれ落ちて潜在化している。メンタルヘルスの精神保健福祉ニーズが満たされない
人々の課題は複雑困難化し、裾野は広く多分野にわたる多様な支援が重要になる。
• 精保センターは自治体の精神保健福祉の専門機関として、精神科医を含む多職種を擁している。臨床的視点と公
衆衛生的視点の双方の役割・機能を持ち、「にも包括」等を活用して精神科医療提供体制の整備に貢献している。
• 精保センターによる医療体制提供として、
①重層的な多機関協働ネットワークをもつ市区町村・保健所等の活用(技術的・人的支援等)
②医療アクセスの紹介や診療導入を含めた精神科医療機関との協力・連携
③“精神保健に関する課題を抱える者”(治療契約困難者、依存症、ひきこもり、自殺ハイリスク者、精神科救急
受援者等)への直接支援や様々な専門プログラムの実施 などがあげられる。
• 精保センターのあり方は自治体ごとに様々である。人員配置も不十分な中、期待される責務は今後ますます増加
すると思われる。地域の特性に応じての多様性と均てん化が求められる。
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