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資料5 教育改革・研究開発力の強化(あべ臨時議員提出資料) (3 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/0526agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第6回 5/26)《内閣府》
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1.地方に対する投資の促進に向けた取組について(続く)
地方で活躍する人材の育成とそれを支える基盤の整備

 郷土に関する教育や地域で活躍する人材育成の観点を含めた次期学習指導要領の検討や探究学習の充実、AI活用による英語での地域
の魅力発信
 高等教育全体の「規模」の適正化、「アクセス」の確保、「質」の向上を企図。
 人事給与マネジメント改革等の実施と併せ、物価・人件費の上昇等も踏まえつつ、運営費交付金、私学助成、施設整備費等の基盤的経費
を確保。
 大学病院の教育・研究・診療の質担保を図るとともに、総合的な診療能力を有する医師等、地域医療を担う人材の養成を推進。
 既存の学問体系に捉われない研究テーマを後押しするため、人件費・物価の上昇等にも留意しつつ、科研費等の競争的研究費を通じた研究
力の一層の強化に取り組むべく、支援の在り方を検討。国家戦略等に基づく重要分野(※)の研究開発を加速。※AI、量子、フュージョン、マテリア
ル、次世代半導体、健康・医療、宇宙・航空、海洋・極域、地震・火山・防災、原子力等

 博士後期課程学生、若手をはじめとする優れた研究者・研究開発マネジメント人材・技術者への支援等を進めるとともに、アカデミアと産業界
とのマッチング等を促進する新たな枠組みのもとで産学共同研究を推進し、産学で活躍する科学技術人材層を充実・強化。
 地域における大学発スタートアップの創出や創業後間もない成長の支援や、産学官共創拠点の形成を進め、地方の研究開発力の強化を
促進。

我が国への投資促進に資する研究力強化と国際頭脳循環の推進

 先端研究設備・機器の整備・共用や技術専門人材を確保し、地元産業界等とも連携して共用拠点・人材をネットワーク化するとともに、先端
機器等の開発、先端研究設備の大規模集積・自動/自律化・遠隔化、 AI for Scienceや情報基盤の強化等により、科学研究を革新。
 諸外国との戦略的な先端共同研究を加速しつつ、海外の高度人材を含む優れた研究者が世界から日本に集う国際的な頭脳循環を確立。
 大型研究施設等(SPring-8、NanoTerasu、J-PARC、富岳、研究船等)を高度化。

楽しい地方の実現に向けた文化芸術・スポーツの振興
 インバウンド促進の核ともなる多様な文化資源の高付加価値化、その前提となる文化財の強靱化、「NEXT日本博」(仮称)の創設等を
実施。また、多様な文化芸術活動によるコミュニティの維持・強化や地域活性化のため、文化施設の機能強化、鑑賞・体験機会の充実、方言
の保存・継承、文字・活字文化の振興等を推進。
 コンテンツ産業の海外市場規模を2033年までに20兆円とする目標達成に向け、圧倒的に不足する専門人材の育成・確保のため、「クリエ
イター支援基金」を活用し、産学連携により技術継承や新技術の習得を支援。
 スポーツコンプレックス、スポーツツーリズム、スポーツ大会開催等の官民が連携した地域スポーツ資源の活用による地方創生への取組について、
伴走支援、ハード・ソフト・インフラの一体的な支援に向けた省庁連携促進、スポーツを活用したまちづくり等に向けた取組を推進