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【資料6】岸本参考人提出資料 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53883.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第5回 3/10)《厚生労働省》
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まとめ 精神科領域のオンライン診療 エビデンスとニーズ
⚫対面診療同等の診断精度・対面診療に劣らない治療効果
・対面での重症度評価と高い一致度が複数疾患で示された。
・J-PROTECT試験で対面治療に劣らない治療効果が示された。
・J-PROTECT試験での有害事象はほぼ無し。
⚫患者にとって大きなメリット
・J-PROTECT試験自由記載アンケートより、通院負担軽減、スティグマ等にも大きな効果。
・好事例の蓄積から、離島・へき地患者、病状から生じる通院困難例・引きこもり例、近隣の医療機関への
早期受診が困難だったケースなどで大きな有効性。
・好事例の収集であり選択バイアスは否定できないが、臨床研究では初診症例収集は非常に困難。
・(研究グループ外で)不適切事例は散見。

⚫今後の利活用・普及促進に向けての私見
・患者ニーズは高い。不適切な診療行為あるが、オンライン診療そのものによる有害事象ではない。
・病院は集約化の方向。特にサブスペシャリティなど医療の均てん化にはオンライン診療は不可欠。
・初診・再診において、患者・医療機関双方にとって、オンライン診療を活用しやすい措置を。
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