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【資料6】岸本参考人提出資料 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_53883.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第5回 3/10)《厚生労働省》
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精神科領域におけるオンライン診療の適応拡大に向けて
身近な場所で
のオンライ ン
診療の更なる
活用・普及

c 厚生労働省は、精神科や小児科などの診療において、オンライン診療が技術的
には可能であっても診療報酬上算定が認められていない項目がある結果、医療
機関がオンライン診療を行うインセンティブが必ずしも十分ではなく、オンライン
診療の普及の弊害になっていることや、・・・・患者本位の医療を実現するため、精
神科・小児科などの診療におけるオンライン診療の診療報酬上の評価の見直しを
検討し、所要の措置を講ずる。
d 厚生労働省は、「情報通信機器を用いた精神療法に係る指針」・・・において、初
診精神療法をオンライン診療で実施することは「十分な情報が得られず、信頼関
係が前提とされない」、 「・・・安全性・有効性の確保が課題との指摘もある」とい
う理由で行わないこととされているが、患者団体や研究者からは初診精神療法
のオンライン診療の必要性が求められていること、英米等においては初診精神療
法をオンライン診療で実施されていること、精神疾患に対するオンライン診療が
対面診療と同等の有用性を示すエビデンスが国内外において示されていること、
当該指針は厚生労働省が公開の議論を経て 策定する必要があるとの指摘があ
ることなどを踏まえ、安全性・必要性・有効性の観点から、 適切なオンライン精神
療法の普及を推進するために、新たな指針を策定・公表する。なお、その際、・・・
良質かつ適切な精神医療の提供の確保に向け、初診・再診ともにオンライン精神
療法がより活用される方向で検討する。
e 厚生労働省は、dの新たに策定・公表する指針を踏まえ、オンライン診療の更な
る普及・促 進を通じた患者本位の医療を実現するため、オ ンライン診療における
精神療法の診療報酬上の評価の見直しを検討し、所要の措置を講ずる。

c:措置済み
d:令和6年検討
開始、令和7年ま
でに結論・措置

e:令和7年度検
討・結論・措置

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社会保障審議会障害者部会 第 141 回(R6.7.4) 規制改革実施計画(抄) (令和6年6月 21 日閣議決定) (6)健康・医療・介護 (ⅰ)デジタルヘルスの推進