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○DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応について-5 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00143.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第519回  4/13)《厚生労働省》
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中医協 総-5
4.4.13

DPCにおける高額な新規の医薬品等への対応について
1

新規に薬価収載された医薬品等については、DPC/PDPSにおける診療報酬点数表に反映されないことから、一定の基準に該当する医薬品等を使用した患
者については、包括評価の対象外とし、次期診療報酬改定までの間、出来高算定することとしている。
包括評価の対象外とするか否かは個別DPC(診断群分類)毎に判定し、また、前年度に使用実績のない医薬品等は、当該医薬品等の標準的な使用におけ
る薬剤費(併用する医薬品含む)の見込み額が、使用していない症例の薬剤費の84%tileを包括評価の対象外とすることとしている。

2

令和3年11月25日、12月24日及び令和4年2月25日に新たに効能又は効果及び用法又は用量が追加された医薬品、令和4年2月4日に公知申請が受理
された医薬品並びに令和4年4月20日に薬価収載を予定している医薬品等のうち以下に掲げるものは、上記基準に該当する。よって、これらの薬剤を使
用した患者であって当該薬剤に対応する診断群分類に該当するものについては、次期診療報酬改定までの間、出来高算定することとしてはどうか。

区分







成分名

規格単位

薬 価

効能効果

用 法 用 量

1回投与当たりの
標準的な費用
(A)

HER2陽性の根治切除不能な進
行・再発の唾液腺癌にはドセタ
キセル製剤との併用でB法を使用
する。

一変

トラスツズマ
ハーセプチン注射用60
ブ(遺伝子組
ハーセプチン注射用150
換え)

60mg1瓶(溶解液
付)
150mg1瓶(溶解液
付)

15,090円
34,670円

B法:通常、成人に対して1日1
HER2陽性の根治切除 回、トラスツズマブ(遺伝子組
不能な進行・再発の 換え)として初回投与時には
唾液腺癌
8mg/kg(体重)を、2回目以降は
6mg/kgを90分以上かけて3週間間
隔で点滴静注する。

出来高算定対象

平均在院日数を加味した
1入院当たり標準的費用

(告示) 仮想投与回数
診断群分類番号
番号
(日数)(B)

標準的費用
(A×B)

包括範囲薬剤

84%tile値

03001x 頭頸部悪性腫瘍

初回投与:99,520円/回
2回目以降:69,340円/回
このほかに併用薬の費用
がかかる。

なお、初回投与の忍容性が良好
であれば、2回目以降の投与時間
は30分間まで短縮できる。

03001xxx99x30x

1861

2.00回

199,004円

167,712円

03001xxx99x31x

1862

3.00回

283,416円

232,370円

03001xxx99x40x

1863

1.00回

114,592円

108,796円

03001xxx0203xx

1878

5.00回

452,240円

367,783円

03001xxx0204xx

1879

2.00回

199,004円

189,473円

03001xxx0213xx

1883

6.00回

536,652円

410,344円

130030 非ホジキンリンパ腫

一変

一変

一変

ハイヤスタ錠10mg

ロイコボリン錠5mg

オプジーボ点滴静注
20㎎
オプジーボ点滴静注
100mg
オプジーボ点滴静注
120mg
オプジーボ点滴静注
240mg

ツシジノス
タット

ホリナートカ
ルシウム

ニボルマブ
(遺伝子組換
え)

通常、成人にはツシジノスタッ
トとして1日1回40mgを週2回、3
再発又は難治性の末
20,028.4円
又は4日間隔で食後に経口投与す
梢性T細胞リンパ腫
る。なお、患者の状態により適
宜減量する。

10mg1錠

5mg1錠

611.3円

20mg 2mL1瓶
100mg10mL1瓶
120mg12mL1瓶
240mg24mL1瓶

新薬・・・薬価収載予定の医薬品。()内は資料番号に対応

31,918円
155,072円
185,482円
366,405円

〈プララトレキサート投与時〉
通常、成人にはプララトレキ
葉酸代謝拮抗剤の毒 サート投与後24時間目よりホリ
性軽減
ナートとして1回25mgを8時間間
隔で6回経口投与する。なお、患
者の状態により適宜減量する。
通常、成人にはニボルマブ(遺
伝子組換え)として、1回240mg
を2週間間隔又は1回480mgを4週
食道癌における術後
間間隔で点滴静注する。ただ
補助療法
し、食道癌における術後補助療
法の場合は、投与期間は12ヵ月
間までとする。

一変・・・効能効果・用法用量の一部変更

公知・・・事前評価済公知申請

80,113.6円/回

130030xx99x2xx

3609

8.00回

640,909円

100,784円

130030xx99x3xx

3610

5.00回

400,568円

236,966円

130030xx97x2xx

3621

15.00回

1,201,704円

583,226円

130030xx97x3xx

3622

10.00回

801,136円

536,102円

36.00回

1,753,290円

1,341,746円

3,056.5円/回
130030 非ホジキンリンパ腫
このほかに併用薬の費
用がかかる。
130030xx97x7xx

3629

060010 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。)
366,405円/回
060010xx02xx0x

2518

3.00回

1,099,215円

169,608円

060010xx02xx1x

2519

4.00回

1,465,620円

403,459円

1