よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-3 欧米の調剤外注に関する規制について(國峯参考人提出資料) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24933.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第3回 3/31)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

海外のADD (Automated Dose Dispensing)とエラーに関する研究論文(例)(続き)
【論文3】ADDによるエラーの研究(オランダ)
• 地域薬局及び病院からの事故報告について包括的な分析をおこなったもの。
• 2012年1月から2013年2月まで、合計15,113件の報告(うち、薬局:3,685、病院:11,428)。
• このうち、268件がADDに関連するもので、1.8%(約1/50)であった。このうち、薬局においては
227件(薬局のエラーの6.2%)、病院においては41件(病院のエラーの0.4%)であった。
• これらのADDに関連する事故の原因は投薬計画の変更又は患者の住所変更によるもので、ほとんど
の事故はシステムへの処方箋情報の入力、ADDの包装の2つの段階によるものであった(手動の部
分であり、処方箋情報の入力におけるダブルチェックや、住所変更の場合の慎重な確認等を推奨)。
(出典)”Medication Incidents Related to Automated Dose Dispensing in Community Pharmacies and Hospitals - A Reporting System Study”
(Ka-Chun Cheung他, 2014)

【論文4】患者に対する認識のアンケート(スウェーデン)
• ADDを利用した患者に対するアンケート調査
• ADDにより正確に服薬できるようになると思う:93%
• ADDは安全であると感じる:90%
(出典)“Patients Perspectives on Automated Multi-dose Drug Dispensing”(Bardage C他、2015)