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資料1-1 第2回ワーキンググループにおける主なご意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24933.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第3回 3/31)《厚生労働省》
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⑪ 電子処方箋や電子カルテ情報の共有化を通じ、薬局が病名や直近の検査データ等にアク
セスできるようにする必要がある。
⑫ 薬剤師が閲覧できる情報を増やすとともに、介護とのデータ連係も行い、薬物治療に関
する積極的提案を医師に対して行うべき。
⑬ 電子処方箋、マイナポータル、電子版お薬手帳及び薬歴システムなど、情報が分散して
しまうとビックデータとして活用しがたいので、データ連係の仕組みを整備すべき。
⑭ 国の検討会で電子カルテの標準化、電子処方箋、電子版お薬手帳、PHR などの検討が開始
しており、本ワーキンググループで要望・提言を行ってはどうか。

【薬剤師の役割と資質向上】
⑮ 薬剤師の業務としては、①不調を訴える患者へのセルフケアの支援(病状の確認(必要
に応じた受診勧奨)+生活指導)、②慢性疾患の薬学的管理(処方薬の調整((フォローア
ップを含む)+生活指導)が考えられる。生活指導については、疾患の状況確認を含めた
健康管理コンサルテーションができると良い。
⑯ 薬剤師が患者の日常生活管理に関わることが重要であり、5疾病に関する知識の習得や、
医療機器として承認を受けた IoT デバイス等を効果的に活用・管理できる知識・技能の
習得が必要。
⑰ 重要な治験における登録患者と有効性・安全性に関する情報の理解。
⑱ 有効性と安全性の評価に必要な薬剤の適応となる疾患領域診断・治療ガイドラインの整
備が必要。
⑲ 健康診断データを元にした、生活習慣の見直し、食事療法の提案・運動療法の提案も行
えるようになる。OTC 薬やサプリメントの把握ができれば、更なる提案も可能。
⑳ 薬剤師の IT リテラシーにも個人差が大きく、患者に指導、説明する薬剤師側の、セキュ
リティやプライバシー含めた IT リテラシー向上が急務であると考える。
(2)各論
21 副作用のフォローを製薬企業が活用することは重要。緊急承認の制度や、ドラッグラグ
の解消により海外で承認されていない医薬品増加しており、市販後の副作用報告は重要。
この場合、電子薬歴を整理して情報を抽出できるようにするには、ある程度テンプレー
トを活用することが必要。その意味では個別指導の中で行き過ぎた個別指導は改善して
いくべき。
【NSIPS 関係】
22 日本薬剤師会が提供する NSIPS(調剤システム処方 IF 共有仕様)について、薬局DXに
対応できるよう時代にあった仕様や規格の見直しを行ってほしい。
23 NSIPS の再構築はあり得る。関係する業界団体では JAHIS(一般社団法人保健医療福祉情
報システム工業会)があるので、そこに働きかけてはどうか。
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