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資料2-30 ワクチン接種後のアナフィラキシー報告一覧[355KB] (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html |
出典情報 | 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》 |
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ワクチン接種後のアナフィラキシーが疑われる※症例
※抽出基準:症状名がアナフィラキシー、アナフィラキシー反応、アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様反応及びアナフィラキシー様ショックとして報告された症例。
期間
評価
No.
No.
ワクチン名
年齢・性別
基礎疾患等
報
告
対
象
期
間
内
三共-1
1
インフルエンザHAワクチ
ン「第一三共」
30歳・男性
(YHA051D)
アトピー性皮膚炎
食物アレルギー
蕁麻疹
報
告
対
象
期
間
内
三共-2
2
インフルエンザHAワクチ
ン「第一三共」
49歳・女性
(YHA049D)
ガードナー・ダイアモンド症候群
報
告
対
象
期
間
内
三共-3
3
インフルエンザHAワクチ
ン「第一三共」
54歳・男性
(YHA056B)
なし
報
告
対
象
期
間
内
デンカ-1
4
インフルエンザHAワクチ
8歳・女性
ン*デンカ(731-B)
なし
報
告
対
象
期
間
内
ビケン-1
5
ビケンHA(HA229C)
18歳・女性
てんかん
喘息
アレルギー性鼻炎
COVID-19
嗅覚障害
過換気
食物アレルギー
季節性アレルギー
上気道の炎症
便秘
報
告
対
象
期
間
内
ビケン-2
6
ビケンHA(HA227B)
2歳・女性
とびひ
湿疹
報
告
対
象
期
間
内
不明
7
コミナティRTU(1価:オミ
クロン株XBB.1.5)
70歳・男性
インフルエンザワクチン
高血圧
狭心症
経過
令和5年10月1日~令和5年12月31日入手分まで
接種後日数
30歳男性
2023年10月10日(接種当日)
09:40
インフルエンザHAワクチン(接種回数: 1回目)接種。
10:00(接種20分後)
嘔気、メマイ感、立ちくらみが出現。
診断名アナフィラキシー様反応(中等度)。
10:40頃(接種約1時間後)
血圧140/100、SpO2 96%呼吸苦は認めなかった。
ボスミン0.5ml筋注後、自覚症状は多少改善。
横臥させ、経過をみたが変化なく、念のために救急外来受診とした。
2023年10月11日(接種1日後)
全快し、退院。
アナフィラキシー様反応の転帰:回復。
49歳、女性。
2023年10月24日(接種当日)
16:00
予防接種のためインフルエンザHAワクチン「第一三共」1回目接種。
16:30(接種30分後)
インフルエンザワクチン接種後約30分で、呼吸困難、喘鳴、紅斑、全身の振戦が出現した。
16:40(接種40分後)
ボスミン(0.2ml筋注)、補液、強ミノC(20ml静注)を投与。
全身の振戦、嗄声が残存のため入院となる。
20:15(接種4時間15分後)
努力様呼吸喘鳴の増強あり、ソル・メドロール(125mg点滴静注)を投与。
2023年10月25日(接種1日後)
強ミノC、ソル・メドロールを投与。
症状は徐々に軽快。
2023年10月26日(接種2日後)
午前に強ミノCを投与。
自他覚症状とも改善したため退院。
アナフィラキシーの転帰:回復
【接種日】令和5年11月3日 午前10時50分
【接種前の体温】36度2分
【発生日時】令和5年11月3日 午後
【概要】
・2023年11月3日 午前10時50分、インフルエンザワクチン 0.15 ml皮下注射
2023/11/3 接種当日
・11月3日(同日)午後、発疹が出現した。11月4日、全身に発疹が拡大し、呼吸困難となり救急で医療センター受診。点滴のみで軽快し帰宅した。その際に
アナフィラキシーかなと言われた。
11月5日は、症状無し
2023/11/5 接種後2日
【転帰日】令和5年11月5日
【他要因(他の疾患等)の可能性の有無】無
【症状の程度】重くない
2023年11月20日午後4時30分(接種当日)、A病院にてインフルエンザワクチンを接種。接種前の体温は36.4℃。
2023年11月20日午後5時(接種30分後)、歯科健診、薬剤使用なし。
2023年11月20日午後5時30分(接種1時間後)、帰宅。頭痛、37℃の微熱、嘔気出現。
2023年11月20日午後6時(接種1時間30分後)、夕食摂取するが進まず、腹痛、眼周囲の掻痒感、口唇腫脹出現。
2023年11月20日午後6時30分(接種2時間後)、嘔吐2回。
2023年11月20日午後9時(接種4時間30分後)、B病院受診。全身状態不良、顔色不良、脈拍105/minと頻脈あり、アナフィラキシーショックと診断。アドレナ
リン筋注、入院加療。
2023年11月21日(接種1日後)、改善傾向であり、退院。軽快。
症状名
3
ブライトン分
類レベル
因果関係
専門家の意見
アナフィラキシー様反応
回復
4
γ
得られている情報からはアナフィラキ
シーか否かの判断は困難である。血管
迷走神経反応の可能性もあると考える。
アナフィラキシー反応
回復
1
α
皮膚症状、呼吸器症状からアナフィラキ
シーの可能性があると考える。
発疹
全身に発疹が拡大
呼吸困難
アナフィラキシー
回復
回復
回復
回復
2
α
皮膚症状、呼吸器症状からアナフィラキ
シーの可能性があると考える。
アナフィラキシーショック
軽快
4
γ
情報は十分ではないが、発症時期や症
状経過からはアナフィラキシーの可能性
は高くないと考える。
回復
4
γ
得られている情報は十分ではないが、現
在の情報からはアナフィラキシーか否か
の判断は困難である。
回復
4
γ
得られている情報からは、アナフィラキ
シーか否かの判断は困難である。
回復
回復
4
γ
得られている情報からはアナフィラキ
シーか否かの判断は困難である。血管
迷走神経反応の可能性もあると考える。
2023/10/30 14:55 接種前の体温35.9℃。全身状態に問題なく、A医院にてインフルエンザHAワクチン1回目を左上腕に接種。
2023/10/30 接種当日
15:00 接種直後、接種部位に強いそう痒感が発現。接種部位に発赤や膨疹等は認めず、経過を見ていたところ、そう痒感は全身に拡大。皮疹はなし。血
圧113/61mmHg、脈拍71回/分、SpO2 99%であり
、更に経過観察したが、そう痒感の改善なく、気分不良と呼吸困難感が発現。
15:25 血圧115/67mmHg、脈拍77回/分、SpO2 98%と有意な変化はなかったが、症状経過よりインフルエンザワクチン接種によるアナフィラキシー反応と判
断し、アドレナリン0.1% 0.3mLを左大腿外側
に筋注投与。ベタメタゾン・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩1錠を経口投与。
救急搬送を要請し、救急車到着までに意識等も含めバイタルに有意な変化はなかった。
16:20 B病院へ救急搬送し、血液検査、心電図検査等を行ったが、異常所見には乏しかった。ヒドロキシジン塩酸塩25mg、ファモチジン20mg、メチルプレド
ニゾロンコハク酸エステルナトリウム125mg
、維持液(17)200mLを点滴投与。入院し、症状は回復。
2023/10/31 退院。
2023/10/31 接種後1日
【アナフィラキシー調査票】
アナフィラキシー反応
1.症状の経過
徴候および症状の急速な進行を認めた。
2.臨床症状
・皮膚症状/粘膜症状
発疹を伴わない全身性そう痒感
・循環器系症状
その他(明らかな循環器系症状は認められなかった。)
・呼吸器系症状
喘鳴もしくは上気道性喘鳴を伴わない呼吸困難
・消化器系症状
その他(明らかな消化器系症状は認められなかった。)
・臨床検査値
その他(臨床検査値に明らかな異常は認められなかった。)
【接種日】令和5年10月19日 午前11時41分
【出生体重】2620 g
【接種前の体温】36度6分
【発生日時】令和5年10月19日 午後0時30分
【概要】
10月19日 午前11時40分頃、インフルエンザワクチン接種。
2023/10/19 接種当日 アナフィラキシー
帰宅後12時30頃、せきこみあり。その後13時30分頃まで嘔吐6回あり、15:30に受診。受診時、ヒフ症状なし、血圧低下なかった。その後、抗ヒスタミン剤処
方。帰宅後は、嘔吐なく元気だった。
【転帰日】令和5年10月20日
2023/10/20 接種後1日
【他要因(他の疾患等)の可能性の有無】有 胃腸炎?
【症状の程度】重くない
本報告は、連絡可能な報告者(薬剤師)から受領した自発報告である。
2023/10/11、70歳の男性患者がCOVID-19免疫に対しbnt162b2 omi xbb.1.5を接種した。
(コミナティRTU筋注(1価:オミクロン株XBB.1.5)、1回目、0.3 ml単回量、バッチ/ロット番号: 不明、筋肉内投与)
【関連する病歴】
「高血圧」(継続中か詳細不明);
「狭心症」(継続中か詳細不明)。
【併用薬】
インフルエンザワクチン、使用理由:免疫(2023/10/11に接種、投与回数不明、単回量)。
【ワクチン接種歴】
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、1回目);
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、2回目);
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、3回目);
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、4回目);
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、5回目)。
【報告事象】
2023/10/11、報告者用語「アナフィラキシー」(MedDRA PT:アナフィラキシー反応(重篤性分類:入院))、転帰「回復」(2023/10/12);
2023/10/11、報告者用語「顔面蒼白」(MedDRA PT:蒼白(重篤性分類:入院))、転帰「回復」(2023/10/12)。
患者はアナフィラキシー反応、蒼白のため入院した(入院日:2023/10/11、退院日:2023/10/12、入院期間:2日)。
アナフィラキシー反応、蒼白のために治療処置が実施された。
【臨床経過】
村内在住の患者がコミナティ筋注とインフルエンザワクチンの同時接種を希望した。接種後の様子を見ているとき(接種7分後)から、顔面蒼白等を訴えた
のでアナフィラキシーと診断して治療を開始
した。
2023/10/11(ワクチン接種と同じ日)、患者はアナフィラキシーを発現した。
2023/10/12(ワクチン接種の 1 日後)、アナフィラキシーの転帰は回復した。
1時間程度で回復したが大事を取って翌日まで入院してもらい、翌日退院した。
コミナティ筋注とインフルエンザワクチンの同時接種に加えて原疾患も治療中であった。
報告者はアナフィラキシーを非重篤と分類し、被疑薬と事象アナフィラキシーとの間の因果関係は可能性小と評価した。
再調査は不可能である;ロット/バッチ番号の情報は取得できない。 追加情報の入手予定はない。
修正:本追加報告は、前報の修正報告である:
経過が更新され、医療情報「接種7分後」が追加された。
転帰
アナフィラキシー反応
蒼白
※抽出基準:症状名がアナフィラキシー、アナフィラキシー反応、アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様反応及びアナフィラキシー様ショックとして報告された症例。
期間
評価
No.
No.
ワクチン名
年齢・性別
基礎疾患等
報
告
対
象
期
間
内
三共-1
1
インフルエンザHAワクチ
ン「第一三共」
30歳・男性
(YHA051D)
アトピー性皮膚炎
食物アレルギー
蕁麻疹
報
告
対
象
期
間
内
三共-2
2
インフルエンザHAワクチ
ン「第一三共」
49歳・女性
(YHA049D)
ガードナー・ダイアモンド症候群
報
告
対
象
期
間
内
三共-3
3
インフルエンザHAワクチ
ン「第一三共」
54歳・男性
(YHA056B)
なし
報
告
対
象
期
間
内
デンカ-1
4
インフルエンザHAワクチ
8歳・女性
ン*デンカ(731-B)
なし
報
告
対
象
期
間
内
ビケン-1
5
ビケンHA(HA229C)
18歳・女性
てんかん
喘息
アレルギー性鼻炎
COVID-19
嗅覚障害
過換気
食物アレルギー
季節性アレルギー
上気道の炎症
便秘
報
告
対
象
期
間
内
ビケン-2
6
ビケンHA(HA227B)
2歳・女性
とびひ
湿疹
報
告
対
象
期
間
内
不明
7
コミナティRTU(1価:オミ
クロン株XBB.1.5)
70歳・男性
インフルエンザワクチン
高血圧
狭心症
経過
令和5年10月1日~令和5年12月31日入手分まで
接種後日数
30歳男性
2023年10月10日(接種当日)
09:40
インフルエンザHAワクチン(接種回数: 1回目)接種。
10:00(接種20分後)
嘔気、メマイ感、立ちくらみが出現。
診断名アナフィラキシー様反応(中等度)。
10:40頃(接種約1時間後)
血圧140/100、SpO2 96%呼吸苦は認めなかった。
ボスミン0.5ml筋注後、自覚症状は多少改善。
横臥させ、経過をみたが変化なく、念のために救急外来受診とした。
2023年10月11日(接種1日後)
全快し、退院。
アナフィラキシー様反応の転帰:回復。
49歳、女性。
2023年10月24日(接種当日)
16:00
予防接種のためインフルエンザHAワクチン「第一三共」1回目接種。
16:30(接種30分後)
インフルエンザワクチン接種後約30分で、呼吸困難、喘鳴、紅斑、全身の振戦が出現した。
16:40(接種40分後)
ボスミン(0.2ml筋注)、補液、強ミノC(20ml静注)を投与。
全身の振戦、嗄声が残存のため入院となる。
20:15(接種4時間15分後)
努力様呼吸喘鳴の増強あり、ソル・メドロール(125mg点滴静注)を投与。
2023年10月25日(接種1日後)
強ミノC、ソル・メドロールを投与。
症状は徐々に軽快。
2023年10月26日(接種2日後)
午前に強ミノCを投与。
自他覚症状とも改善したため退院。
アナフィラキシーの転帰:回復
【接種日】令和5年11月3日 午前10時50分
【接種前の体温】36度2分
【発生日時】令和5年11月3日 午後
【概要】
・2023年11月3日 午前10時50分、インフルエンザワクチン 0.15 ml皮下注射
2023/11/3 接種当日
・11月3日(同日)午後、発疹が出現した。11月4日、全身に発疹が拡大し、呼吸困難となり救急で医療センター受診。点滴のみで軽快し帰宅した。その際に
アナフィラキシーかなと言われた。
11月5日は、症状無し
2023/11/5 接種後2日
【転帰日】令和5年11月5日
【他要因(他の疾患等)の可能性の有無】無
【症状の程度】重くない
2023年11月20日午後4時30分(接種当日)、A病院にてインフルエンザワクチンを接種。接種前の体温は36.4℃。
2023年11月20日午後5時(接種30分後)、歯科健診、薬剤使用なし。
2023年11月20日午後5時30分(接種1時間後)、帰宅。頭痛、37℃の微熱、嘔気出現。
2023年11月20日午後6時(接種1時間30分後)、夕食摂取するが進まず、腹痛、眼周囲の掻痒感、口唇腫脹出現。
2023年11月20日午後6時30分(接種2時間後)、嘔吐2回。
2023年11月20日午後9時(接種4時間30分後)、B病院受診。全身状態不良、顔色不良、脈拍105/minと頻脈あり、アナフィラキシーショックと診断。アドレナ
リン筋注、入院加療。
2023年11月21日(接種1日後)、改善傾向であり、退院。軽快。
症状名
3
ブライトン分
類レベル
因果関係
専門家の意見
アナフィラキシー様反応
回復
4
γ
得られている情報からはアナフィラキ
シーか否かの判断は困難である。血管
迷走神経反応の可能性もあると考える。
アナフィラキシー反応
回復
1
α
皮膚症状、呼吸器症状からアナフィラキ
シーの可能性があると考える。
発疹
全身に発疹が拡大
呼吸困難
アナフィラキシー
回復
回復
回復
回復
2
α
皮膚症状、呼吸器症状からアナフィラキ
シーの可能性があると考える。
アナフィラキシーショック
軽快
4
γ
情報は十分ではないが、発症時期や症
状経過からはアナフィラキシーの可能性
は高くないと考える。
回復
4
γ
得られている情報は十分ではないが、現
在の情報からはアナフィラキシーか否か
の判断は困難である。
回復
4
γ
得られている情報からは、アナフィラキ
シーか否かの判断は困難である。
回復
回復
4
γ
得られている情報からはアナフィラキ
シーか否かの判断は困難である。血管
迷走神経反応の可能性もあると考える。
2023/10/30 14:55 接種前の体温35.9℃。全身状態に問題なく、A医院にてインフルエンザHAワクチン1回目を左上腕に接種。
2023/10/30 接種当日
15:00 接種直後、接種部位に強いそう痒感が発現。接種部位に発赤や膨疹等は認めず、経過を見ていたところ、そう痒感は全身に拡大。皮疹はなし。血
圧113/61mmHg、脈拍71回/分、SpO2 99%であり
、更に経過観察したが、そう痒感の改善なく、気分不良と呼吸困難感が発現。
15:25 血圧115/67mmHg、脈拍77回/分、SpO2 98%と有意な変化はなかったが、症状経過よりインフルエンザワクチン接種によるアナフィラキシー反応と判
断し、アドレナリン0.1% 0.3mLを左大腿外側
に筋注投与。ベタメタゾン・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩1錠を経口投与。
救急搬送を要請し、救急車到着までに意識等も含めバイタルに有意な変化はなかった。
16:20 B病院へ救急搬送し、血液検査、心電図検査等を行ったが、異常所見には乏しかった。ヒドロキシジン塩酸塩25mg、ファモチジン20mg、メチルプレド
ニゾロンコハク酸エステルナトリウム125mg
、維持液(17)200mLを点滴投与。入院し、症状は回復。
2023/10/31 退院。
2023/10/31 接種後1日
【アナフィラキシー調査票】
アナフィラキシー反応
1.症状の経過
徴候および症状の急速な進行を認めた。
2.臨床症状
・皮膚症状/粘膜症状
発疹を伴わない全身性そう痒感
・循環器系症状
その他(明らかな循環器系症状は認められなかった。)
・呼吸器系症状
喘鳴もしくは上気道性喘鳴を伴わない呼吸困難
・消化器系症状
その他(明らかな消化器系症状は認められなかった。)
・臨床検査値
その他(臨床検査値に明らかな異常は認められなかった。)
【接種日】令和5年10月19日 午前11時41分
【出生体重】2620 g
【接種前の体温】36度6分
【発生日時】令和5年10月19日 午後0時30分
【概要】
10月19日 午前11時40分頃、インフルエンザワクチン接種。
2023/10/19 接種当日 アナフィラキシー
帰宅後12時30頃、せきこみあり。その後13時30分頃まで嘔吐6回あり、15:30に受診。受診時、ヒフ症状なし、血圧低下なかった。その後、抗ヒスタミン剤処
方。帰宅後は、嘔吐なく元気だった。
【転帰日】令和5年10月20日
2023/10/20 接種後1日
【他要因(他の疾患等)の可能性の有無】有 胃腸炎?
【症状の程度】重くない
本報告は、連絡可能な報告者(薬剤師)から受領した自発報告である。
2023/10/11、70歳の男性患者がCOVID-19免疫に対しbnt162b2 omi xbb.1.5を接種した。
(コミナティRTU筋注(1価:オミクロン株XBB.1.5)、1回目、0.3 ml単回量、バッチ/ロット番号: 不明、筋肉内投与)
【関連する病歴】
「高血圧」(継続中か詳細不明);
「狭心症」(継続中か詳細不明)。
【併用薬】
インフルエンザワクチン、使用理由:免疫(2023/10/11に接種、投与回数不明、単回量)。
【ワクチン接種歴】
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、1回目);
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、2回目);
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、3回目);
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、4回目);
COVID-19 ワクチン、使用理由:COVID-19免疫(製造販売業者不明、5回目)。
【報告事象】
2023/10/11、報告者用語「アナフィラキシー」(MedDRA PT:アナフィラキシー反応(重篤性分類:入院))、転帰「回復」(2023/10/12);
2023/10/11、報告者用語「顔面蒼白」(MedDRA PT:蒼白(重篤性分類:入院))、転帰「回復」(2023/10/12)。
患者はアナフィラキシー反応、蒼白のため入院した(入院日:2023/10/11、退院日:2023/10/12、入院期間:2日)。
アナフィラキシー反応、蒼白のために治療処置が実施された。
【臨床経過】
村内在住の患者がコミナティ筋注とインフルエンザワクチンの同時接種を希望した。接種後の様子を見ているとき(接種7分後)から、顔面蒼白等を訴えた
のでアナフィラキシーと診断して治療を開始
した。
2023/10/11(ワクチン接種と同じ日)、患者はアナフィラキシーを発現した。
2023/10/12(ワクチン接種の 1 日後)、アナフィラキシーの転帰は回復した。
1時間程度で回復したが大事を取って翌日まで入院してもらい、翌日退院した。
コミナティ筋注とインフルエンザワクチンの同時接種に加えて原疾患も治療中であった。
報告者はアナフィラキシーを非重篤と分類し、被疑薬と事象アナフィラキシーとの間の因果関係は可能性小と評価した。
再調査は不可能である;ロット/バッチ番号の情報は取得できない。 追加情報の入手予定はない。
修正:本追加報告は、前報の修正報告である:
経過が更新され、医療情報「接種7分後」が追加された。
転帰
アナフィラキシー反応
蒼白