よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3-1         新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注)[812KB] (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No

年齢
性別
(接種時)

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

10

不明



不明

2023年

不明

(製品情報センターを介した自発報告)
報告者のおじが今年、コロナワクチンを接種して死亡した。

不明

専門家による評価【令和6年1月26日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能性
の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

不明

不明

不明

不明

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

γ

患者情報、どのような経過で死亡したのかという医学
的経過などが何もないため評価不可。

専門家による評価【令和6年4月15日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

γ

コメント
資料番号

症例No

患者情報、どのような経過で死亡したのかという医学的経過な
どが何もないため評価不可。
※~1/26から変更なし。

11

74歳



2023年10月14日

2023年10月29日

HG2251

基礎疾患等:高血圧、頻尿
2023/10/14 7回目のコロナワクチン予防接種を受けた。10/15に
横紋筋融解症
38℃台の発熱あり。10/16胸腹部・背部に発疹あり。痛みの訴えなく痒
みを訴えていた。また下口唇が腫脹。呼吸苦・熱感・倦怠感あり。自宅
にあったビラノア、PL顆粒を内服。10/17には症状軽減したが食欲低
下。発熱あり。10/19病院受診。インフルエンザ、コロナ抗原は陰性で
あった。解熱鎮痛剤を処方。元々頻尿であったが、10/21より頻尿が悪
化。10/22両下肢脱力感あり歩行困難になった。10/23妻の車で泌尿
器科を定期受診。発熱、頻尿あり。膀胱炎と診断されセフカペン、セル
ニルトンを処方。10/24歩行困難、発熱、食欲低下のため救急搬送。イ
ンフルエンザ・コロナ抗原は陰性。項部硬直なし。軽度の構音障害あ
り、固縮なし。なんとか両上肢挙上可能。片方ずつなら屈曲位で下肢 横紋筋融解症、全身健康状態悪化、膀
全身健康状態悪化
挙上されたが保持は困難。CK23768,Myoglobin>1000.0, CK-MB
胱炎
176.9と高値であった。臨床経過からコロナワクチン予防接種後の横紋
筋融解症と考えられた。心電図は異常なし。頭部MRI拡散強調画像で
高信号病変は指摘されず。一方、AST 769, ALT 123, γ-GTP 155,
LDH 1567と肝機能異常みられた。腹部CTでは脂肪肝を指摘された他
に有意な所見みられず。HCV抗体±、HBs抗原(-)、HA-IgM, 抗核抗
体は陰性。点滴、ベッド上リハビリ等による全身管理を行った。10/26
にはCK33256まで上昇したが、10/27にはCK20429と改善傾向であっ
た。しかし全身状態は悪化し、10月29日22時40分に永眠。
【報告医師のコメント】
膀胱炎
新型コロナワクチンの副作用として重篤な横紋筋融解症を引き起こし
た症状と考える。

不明

関連あり



-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1

57

不明

評価不能

有(ワルファリン
内服中)

-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1

65

不明

関連あり



-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1

76

不明

評価不能

有(現病の関与ま
たは偶然のイベ
ントの可能性)

-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1

74

基礎疾患等:発作性心房細動、大腿筋層内出血
併用薬:ワルファリン(1.75mg 2023.9.21 PT-INR 2.01)
患者には2022年1月 原因不明の大腿筋層内出血の既往があった。
12

13

14

81歳

91歳

81歳







2023年10月12日

2023年11月16日

2023年11月8日

2023年10月13日

2023年11月17日

2023年11月9日

HD9868

HH1299

HG2346

2023年10月12日 7回目のコミナティ筋注施行。接種前の体温は36.4 脳出血
度。
10/13未明、患者はふらふらしていて、妻が救急搬送依頼。脳外科に
救急搬送され、脳出血と診断された。脳出血で手術予定となっていた
が急変し死亡した。

基礎疾患等:アルツハイマー型認知症、前立腺肥大症、前立腺癌、慢
性心不全、高脂血症、2型糖尿病、高血圧、駆出率低下を伴う心不
全、心不全増悪、バイパス手術、逆流性食道炎、不眠症
併用薬:ビソプロロールフマル酸塩、トラセミド錠、ジャディアンス錠、バ
イアスピリン錠、ランソプラゾールOD錠、ピタバスチンCa錠、タムスロ
シン塩酸塩OD錠、ドネペジル塩酸塩OD錠、ラメルテオン錠、エストラ
サイトカプセル、テルミサルタン20mg錠、トラゼンタ錠、スピロノラクトン
25mg錠、ピモベンダン錠、フロセミド錠
前立腺癌・心不全HFrEF・認知症を主病名に訪問診察を行っていた。
2023年9月に心不全の増悪を来し循環器病院にて約10日間入院加療
し、心不全の症状の改善を認めていた。
接種当日は特に問題なく過ごされており、直前はホールにて相撲を観 発熱、意識障害、心不全増悪
ておりお元気であった。接種後15分以上施設にて経過観察して気分不
快や接種部位の疼痛などの訴えもなく退出した。接種当日の夕食は普
通に食べ、夜間に発熱なども認めなかった。
翌2023年11月17日、午前7時10分に施設看護師が巡回したところ、体
熱感があり、呼びかけに反応が悪かった。そのためバイタルチェックし
40.4℃の発熱を確認した。カロナール200mg内服実施した。その1時間
半後、8時40分頃巡回したところ、呼吸停止していた。剖検は実施され
なかった。
【報告者のコメント】
発熱による心不全の急性増悪と思われるが、経過が早すぎ、ワクチン
の影響は否定できないと思われる。

基礎疾患等:高血圧、喘息、骨粗鬆症、食欲不振
併用薬:ノルバスク、オルメテック、エディロール、モンテルカスト、クレ
ストール、ムコダイン、ゾルピデム、ビレーズトリ、ビラノア
81歳12ヶ月の高齢者に対してのワクチン接種で、患者はこれまでの6
回の新型コロナウイルス予防接種では問題がなかった。
今回患者は7回目を接種したが、接種直後の観察では異常なかった。
その翌日に警察から電話があり、患者が自宅で死亡したことが判明し
た。ご遺族に電話にて確認したところでは、接種当日は普通にしてお
不明
り、翌日早朝から同居の夫は外出しており、患者の変化はわからな
かったと。夫が帰宅したのが午後4時頃で、その時点でお亡くなりに
なっていることを発見して警察に通報した。警察の見解では死亡推定
時刻は同日の午前10時頃とのことであった。死亡原因については不
明であり、原病の関与、他偶然のイベントの可能性もあると思料。
【報告者のコメント】
死亡との因果関係は不明であるが、接種翌日の死亡確認のために報
告した。

脳出血

発熱

意識変容状態

心不全

不明

4