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【別添】 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第5.1版)」について(3/17付 事務連絡)《厚生労働省》
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第 5.1 版)



状況に応じた適切な検査実施
現時点では、SARS-CoV-2 の検出に最も信頼性の高い検査はリアルタイム RT-

PCR 検査である。次いで他の核酸検出検査、抗原定量検査も実用的な検査法であり、
さらに有症状者に対しては抗原定性検査も確定診断として活用可能な状況となってい
る。一般的に、検査前確率が低いときには感度・特異度の高い検査方法での実施が望
ましいとされる。現時点で、SARS-CoV-2 の検査対象となる 1~4 の場合を想定し、
以下に記載する。

1 COVID-19 を疑う有症状者
COVID-19 が疑わしい有症状者(症状が COVID-19 に特徴的、または濃厚接触者が
有症状となった場合など医師が疑う場合)については、表 3 及び図 2 を参照した検査
を行う。

■留意点
核酸検出検査: 唾液検体の場合、発症から 10 日目以降は検出性能が低い。
抗原定量検査: 唾液検体の場合、発症から 10 日目以降は検出性能が低い。
抗原定性検査: 鼻咽頭・鼻腔検体では、発症から 10 日目以降で陰性の場合には、臨
床像から必要に応じて核酸検出検査や抗原定量検査を行うことが推
奨される。唾液検体の場合、発症から 10 日目以降は検出性能が低い。

2 濃厚接触者
抗原定性検査は、無症状者の濃厚接触者への検査は適さない。
また、患者からの曝露日が特定できる場合には、曝露日から 1~2 日間は感染してい
ても偽陰性となる場合が多いことを踏まえ、検体採取のタイミングを考慮して検査を
実施する。

Ⅱ 状況に応じた適切な検査実施

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