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参考資料３ 医療安全情報67 号_高カロリー輸液の投与経路に関する注意について［2.1MB］ (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38901.html |
| 出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会（令和5年度第3回 3／22）《厚生労働省》 |
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Ｎｏ.６７ ２０２４年 １月
■ 医薬品医療機器総合機構 ＰＭＤＡ 医療安全情報
https://www.pmda.go.jp/
高カロリー輸液を中心静脈から投与する理由は…
①浸透圧比約３の輸液が末梢静脈から投与できる限界とされています
糖電解質液の糖濃度が高くなるにつれて浸透圧が高くなり、静脈炎の発生頻度も高くなります。
②pH等も影響します
末梢静脈栄養を施行する際には、pHが中性に近いものを選択しましょう。
出典） 静脈経腸栄養ガイドライン 第３版 p.34より一部改訂 （日本静脈経腸栄養学会（現 日本臨床栄養代謝学会））
中心静脈は太くて血流も豊富なので、輸液はすぐに血液で希釈されるため、
高カロリー輸液の投与が可能です。
出典） 「山中英治：投与経路（PICCを含めて），日本臨床栄養代謝学会 JSPENテキストブック（日本臨床栄養代謝学会編）
，p.283，2021，南江堂」より許諾を得て抜粋し転載．
中心静脈投与すべき輸液の一覧
(五十音順）
注）バッグ型キット製剤については、混合後の浸透圧比を表示
販売名
浸透圧比注）
薬効分類名（又は一般的名称等）
（生理食塩液に対する比）
エルネオパNF輸液
高カロリー輸液用アミノ酸・糖・電解質・総合ビタミン・微量元素液 約４～６
大塚糖液70％
日本薬局方 ブドウ糖注射液
約15
日本薬局方 ブドウ糖注射液
約12
日本薬局方 ブドウ糖注射液
約12
ネオパレン輸液
高カロリー輸液用アミノ酸・糖・電解質・総合ビタミン液
約４～６
ハイカリックRF輸液
高カロリー輸液用基本液
約11
ハイカリック液
高カロリー輸液用基本液
約４～８
ピーエヌツイン輸液
高カロリー輸液用糖・電解質・アミノ酸液
約４～７
フルカリック輸液
高カロリー輸液用 総合ビタミン・糖・アミノ酸・電解質液
約４～６
ミキシッド輸液
高カロリー輸液用アミノ酸・糖・脂肪・電解質液
約４～５
リハビックス輸液
高カロリー輸液用基本液 小児用
約４～５
ワンパル輸液
高カロリー輸液用 糖・電解質・アミノ酸・ビタミン・微量元素液 約4.8～6.7
大塚糖液50％
（200ｍL、500ｍL）
テルモ糖注50％
（200ｍL、500ｍL）
本ページと次ページの表は2023年12月時点での情報です。
また複数規格あるものについては、まとめて記載しています。詳細は各製品の最新の添付文書をご確認ください。
添付文書情報の検索はURL又はQRコードから https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/
発行者 ：
独立行政法人
医薬品医療機器総合機構
お問合せ先 ：
TEL 03-3506-9486（ダイヤルイン）
E-mail iryo-anzen@pmda.go.jp
■ 医薬品医療機器総合機構 ＰＭＤＡ 医療安全情報
https://www.pmda.go.jp/
高カロリー輸液を中心静脈から投与する理由は…
①浸透圧比約３の輸液が末梢静脈から投与できる限界とされています
糖電解質液の糖濃度が高くなるにつれて浸透圧が高くなり、静脈炎の発生頻度も高くなります。
②pH等も影響します
末梢静脈栄養を施行する際には、pHが中性に近いものを選択しましょう。
出典） 静脈経腸栄養ガイドライン 第３版 p.34より一部改訂 （日本静脈経腸栄養学会（現 日本臨床栄養代謝学会））
中心静脈は太くて血流も豊富なので、輸液はすぐに血液で希釈されるため、
高カロリー輸液の投与が可能です。
出典） 「山中英治：投与経路（PICCを含めて），日本臨床栄養代謝学会 JSPENテキストブック（日本臨床栄養代謝学会編）
，p.283，2021，南江堂」より許諾を得て抜粋し転載．
中心静脈投与すべき輸液の一覧
(五十音順）
注）バッグ型キット製剤については、混合後の浸透圧比を表示
販売名
浸透圧比注）
薬効分類名（又は一般的名称等）
（生理食塩液に対する比）
エルネオパNF輸液
高カロリー輸液用アミノ酸・糖・電解質・総合ビタミン・微量元素液 約４～６
大塚糖液70％
日本薬局方 ブドウ糖注射液
約15
日本薬局方 ブドウ糖注射液
約12
日本薬局方 ブドウ糖注射液
約12
ネオパレン輸液
高カロリー輸液用アミノ酸・糖・電解質・総合ビタミン液
約４～６
ハイカリックRF輸液
高カロリー輸液用基本液
約11
ハイカリック液
高カロリー輸液用基本液
約４～８
ピーエヌツイン輸液
高カロリー輸液用糖・電解質・アミノ酸液
約４～７
フルカリック輸液
高カロリー輸液用 総合ビタミン・糖・アミノ酸・電解質液
約４～６
ミキシッド輸液
高カロリー輸液用アミノ酸・糖・脂肪・電解質液
約４～５
リハビックス輸液
高カロリー輸液用基本液 小児用
約４～５
ワンパル輸液
高カロリー輸液用 糖・電解質・アミノ酸・ビタミン・微量元素液 約4.8～6.7
大塚糖液50％
（200ｍL、500ｍL）
テルモ糖注50％
（200ｍL、500ｍL）
本ページと次ページの表は2023年12月時点での情報です。
また複数規格あるものについては、まとめて記載しています。詳細は各製品の最新の添付文書をご確認ください。
添付文書情報の検索はURL又はQRコードから https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/
発行者 ：
独立行政法人
医薬品医療機器総合機構
お問合せ先 ：
TEL 03-3506-9486（ダイヤルイン）
E-mail iryo-anzen@pmda.go.jp