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医療的ケア児とその家族に対する支援に関する調査-小学校における医療的ケアの実施体制の構築を中心として-概要 (4 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/hyouka_240308000171690.html
出典情報 医療的ケア児とその家族に対する支援に関する調査-小学校における医療的ケアの実施体制の構築を中心として-(3/8)《総務省》
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調査結果② 小学校における医療的ケアの実施状況
小学校に在籍する医療的ケア児の
保護者の付添いの状況
(令和4年度)

背景・制度等
 医療的ケア児支援法の施行以前より、文部科学省は、医療的ケア
の種類や頻度のみに着目して画一的な対応を行うのではなく、
一人一人の教育的ニーズに応じた指導を行うことを推進
 法の施行を受け、文部科学省は、各教育委員会に対し、看護師等
を配置した上で、保護者の付添いについては、真に必要と考えられる
場合に限るよう努めるべきとの考え方を提示

調査結果
(小学校において実施する医療的ケアの範囲)
特定の医療的ケアについて、小学校における実施の可否を個別に
検討することなく、一律に保護者の付添いによるケアの実施
を求めている事例(1/22教育委員会)
(保護者の付添い)
以下のような場面で付添いが生じている状況
 看護師の休暇時(14/30教育委員会)
 校外学習時(18/30教育委員会)
 看護師の勤務時間と医療的ケア児の在校時間の不一致
一方で、看護師の配置や採用形態の工夫により保護者
の付添いが生じないよう取組を行っている教育委員会
あり

学校生活・登下校時
ともに付添いあり
13.1%

登下校時のみ
付添いあり
44.9%

当省の意見

付添いなし
33.0%

学校生活のみ
付添いあり
9.0%

 特定の医療的ケアについて、一律に当該ケアを
実施しないのではなく、個々の医療的ケア児の
状態を踏まえ主治医や指導医、保護者と相談・協議
して、学校としてどのような対応がとれるのか
を検討するよう改めて求めること
 保護者の付添いの発生状況及びその原因を把握し、
改めて、保護者の付添いは真に必要と考えられる
場合に限るよう努めるとの趣旨を踏まえた付添い
の解消の取組を促していくこと
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