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2022年度 介護老人保健施設の経営状況について (1 ページ)

公開元URL https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/240229_No.013.pdf
出典情報 2022年度介護老人保健施設の経営状況について(2/29)《福祉医療機構》
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2023-013

Research Report
2022 年度 介護老人保健施設の経営状況について
経営サポートセンター

令和 6 年 2 月 29 日
リサーチグループ
調査員 佐藤 夏海

人件費・経費増により経営はさらに悪化






2021 年度・2022 年度の経年比較
✓ 事業利益率は 2.1 ポイント低下して 0.8%となり、赤字施設割合は 41.6%まで拡大
✓ 利用率の低下が止まらず、人件費率・経費率上昇の影響も受けて経営悪化
施設類型の移行状況
✓ 厳しい経営環境ながら、一定数の施設が上位の施設類型に移行。一方、下位に移行する
施設も若干あった
黒字施設・赤字施設別比較
✓ 赤字施設は入所・通所ともに利用率が低く、入所単価も低いことから、施設運営に必要な収
益の確保が課題

▼ 介護老人保健施設の赤字施設割合と事業収益対事業利益率の推移
赤字施設割合
12

単位:%

事業収益対事業利益率

70

10.8
9.5

10

60

9.3
8.6
7.7

8

7.3

7.8

7.0

50

5.7

6

40

5.8

33.8
28.0

4
2

41.6

6.6

8.9

9.8

9.8

13.4

15.4

15.4

18.6

18.5

20.2

23.0

21.7

30

2.9
20

4.1

0.8
10

0

0

2009

2010

2011

2012

2013

2014

2015

2016

2017

2018

2019

2020

2021

2022 (年度)

【本リサーチ結果に係る留意点】
・資料出所は、特に記載がない場合は、すべて福祉医療機構である
・数値は四捨五入しているため、合計や差引が一致しない場合がある。また、図表中の「n」は施設数である(以下記載がない場合同じ)
・本稿は、福祉医療機構の貸付先のうち開設後 1 年以上経過している 1,562 施設を対象としており、開設主体は医療法人が 1,193 施設
(76.4%)、社会福祉法人が 293 施設(18.8%)、社団法人・財団法人が 53 施設(3.4%)、その他法人(学校法人、各種法令に基づく
組合等)が 23 施設(1.5%)である
・従事者に係る指標は常勤従事者数(常勤換算後の非常勤従事者の人数を含む)により算出した
・経常利益が 0 円未満を赤字とした
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