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資料3 菅野構成員提出資料 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37868.html
出典情報 ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ(第2回 2/14)《厚生労働省》
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機能ゲノム解析を、従来の疾患メカニズム研究に応用する上での問題点
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機器が高額:5千万円-1億円超
サンプル処理用の試薬も高額:数万円から100万円超*
ある程度熟練したオペレーターが必要(学部学生などが不用意に使って壊れたら大変)
得られる情報を処理するために情報学の知識が必要
技術開発が日進月歩、2年程度で導入技術が古くなる
疾患のメカニズム研究は、これまで、個々の疾患を専門とする医学研究者や分
子生物学者によって行われてきた。これらの研究者の知識、技術は今後も
疾患メカニズム研究の中核を成すが、最新の機能ゲノム解析を、個別に彼らの
疾患メカニズム研究に取り込もうとした場合、上記の問題点から、費用と時間が
かかり、非常に非効率的になる。

機能ゲノム解析の専門家を拠点化し、それらが個別の疾患研究者を
支援する体制をとることが、しばらくの間、効率面から必要である。