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総-1-2○パブリックコメント、公聴会の報告について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00246.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第583回 2/7)《厚生労働省》
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中医協
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総-1-2
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中央社会保険医療協議会総会(公聴会)の概要
令和6年度診療報酬改定に当たり、医療の現場や患者等国民の声を反映させるため、中医
協委員が国民の声を聴く機会を設定することを目的として公聴会を開催した。
1.開催日時
令和6年1月19日(金)10時00分~12時00分
2.開催場所
東京会場と広島会場をオンラインにより接続。
公聴会の様子はYouTube(中医協動画チャンネル)のライブ配信により公開。
3.出席者
・中医協委員(総会委員)、保険局長、大臣官房審議官
・公募による意見発表希望者の中から公益委員が選定した意見発表者10名
4.意見発表の主な内容
意見発表者①(朝倉進・マツダ健康保険組合常務理事)

今回の改定は、団塊世代が全て後期高齢者となる2025年直前の重要な節目で、保険料の
上昇は、被保険者と事業主の負担増に直結するので、加入者の安全・安心と効率的・効果
的な医療の両立には、メリハリの効いた医療費の配分が必要である。

医療機関の賃上げについては、政府方針に沿って診療報酬で対応することになるが、医
療機関に勤務する方々の賃金が確実に上がることと、その実態を検証できる仕組みの実現
をお願いしたい。

医療機能の分化・強化と連携の着実な推進について、入院では地域医療構想に基づく病
床再編。人口構造や医療ニーズの変化を踏まえて検討されたものが確実に実現されるよう、
診療報酬上の対応を御検討いただきたい。外来では、かかりつけ医機能に関する議論に注
目している。生活習慣病では、患者が治療の必要性をよく理解した上で、計画書に基づい
て質の高い管理が効率的に行われること、特に現役世代では、働きながら治療を継続する
ので、リフィル処方を活用することにも期待している。

医療DXの推進については、電子処方箋や電子カルテ情報の共有が進むと、医療の質を高
めつつ、重複投薬や重複検査を抑制できると期待している。同時に、医療機関における業
務の軽減にもつながるので、確実な早期普及に向けた対応を患者の負担増に配慮した上で
御検討いただきたい。

後発品の使用促進に関する要望として、保険者としても加入者への働きかけを行ってき
た結果、後発品の使用が一般化してきたので、長期収載品の選定療養は可能と考えるが、
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