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材ー1参考2○ 令和6年度保険医療材料制度の見直しについて (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212455_00041.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第127回 1/17)《厚生労働省》
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体外診断用医薬品の再評価について

中医協 材-1
5.9.20

○ 高感度心筋トロポニン検査については、保険適用後に関連するガイドラインが改訂され、発症早期には他の心
筋トロポニン検査よりも診断精度が高く、心筋トロポニン検査において測定が推奨されている。

・急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版、日本循環器学会)より抜粋
図3 急性冠症候群における心筋トロポニン測定のフローチャート
急性冠症候群を疑う患者では,診断・治療方針の決定・
リスク評価のために心筋バイオマーカーとしてすみやか
に心筋トロポニンを測定する(心筋トロポニンの測定は
高感度測定を推奨する).ただし,ST 上昇型急性心筋梗
塞患者では,採血結果を待たずに再灌流療法の適応につ
いて検討する.非ST 上昇型急性冠症候群患者では,初回
心筋トロポニンの上昇がない場合でも症状出現から6 時
間以内では判断が難しいので,初回検査から1 ~ 3 時間
後に再度測定する.ただし,現状では心筋トロポニン測
定を定性で行っている施設もあり,その場合には再検は
症状出現後6 時間以降に行う.

・ST上昇型急性心筋梗塞の診療に関するガイドライン(2013年改訂版)

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