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すべての医療関係職種の賃金引上げを要望 (3 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 すべての医療関係職種の賃金引上げを要望(11/29)《日本看護協会》
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病院に勤務する看護職員の離職率の推移




病院に勤務する正規雇用の看護職員離職率は2022年度11.8%(対前年比0.2ポイント増)で、
新型コロナウイルス感染症対応の時期を経て、減少傾向から増加傾向に転じている。
新卒看護職員の離職率は2021年度に初めて10%を超え、2022年度も10.2%と同様である。
2021年度調査に比べて、2022年度は回答病院数が735病院増えており(3,699病院、回収率45.5%)
多くの病院で看護職員の離職が深刻な課題となっている。

図1 病院看護職員の離職率の推移 (n=3,699病院 )
15

正規雇用全体
12.3

11.6

11.9

11.5

10.3

10.2

2022

10

10.7

10.9

10.8

10.6

2021

10.9

11.8

9.3
8.9

新卒採用者

8.6
8.2

7.8
7.5

7.5

7.5

5
2020

2019

2018

2011

2017

2008



















データ:日本看護協会「2023年度 病院看護実態調査」(速報値)
*離職率の算出方法
・正規雇用看護職員離職率:年間の総退職者数が平均職員数に占める割合
正規雇用看護職員離職率=当該年度の総退職者数÷当該年度の平均職員数×100
平均職員数=(年度当初の在籍職員数+年度末の在籍職員数)÷2
・新卒採用者離職率:年間の新卒採用退職者が新卒採用者数に占める割合
新卒採用者離職率=当該年度の新卒採用者の中での退職者数÷当該年度の新卒採用者数×100

2023年度 病院看護実態調査
対象:全国8,130病院(全数)の看護部長
調査方法:Excel調査票による回答
調査期間:2023年10月1日~11月14日
有効回答:3,699病院(45.5%)

2014

2005



*看護職員は保健師・助産師・看護師・准看護師を指す。フルタイム勤務及び短時間勤務の正規雇用職員を
対象とする。正規雇用看護職員離職率には新卒者の離職も含まれる。離職には定年退職、転職を含む。