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参考資料1_令和4年12月23日社会保障審議会医療部会参考資料1-1(抜粋) (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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令和4年12月23日

第95回社会保障審議会医療部会

参考資料1-1

医療関係団体が実施しているかかりつけ医に関する研修制度等の例
「全日病総合医育成プログラム」
【目的】研修を修了した医師が、地域包括ケアシステムのなかでリーダーシップを発揮しつつ、さまざまな診療の場(一般外来、救急、病棟、
在宅)を踏まえて、今後激変するプライマリ・ケアの現場で一歩踏み出せること
【実施主体】全日本病院協会
【対象者】おおむね医師経験6年目以上で研修を希望する全ての診療科の医師
【研修期間】標準研修期間は2年間とするが、個々の状況を考え、3年を上限目安に柔軟に運用する
【研修内容】 ①自院における診療実践と、②スクーリング(「診療実践コース」「ノンテクニカルスキルコース」「医療運営コース」の3
コースから構成される体験型のワークショップ形式の集合研修)で構成される
①診療実践コース(全22回)
プライマリ・ケア・セッティングにおいて日常よく遭遇する疾患・病態に対して、適切な初期対応とマネジメントができる能力を修得
するためのコース
「当直時に適切に対応して、翌日専門医につなぐ」「日常よく遭遇する疾患の典型例をガイドラインに即して治療する」
診療ができるようになることを目標とする
②ノンテクニカルスキルコース(全10回)
地域で活躍する総合医には、医学的知識・技術(テクニカルスキル)だけでなく、組織人としての技術(ノンテクニカルスキル)が求め
られており、地域包括ケアシステムのリーダーを養成するという考え方に基づき「リーダーシップ」「チームビルディング」「コンフ
リクトマネジメント」「問題解決」「人材育成」などのスキルの研修を行う
③医療運営コース(全2回)
地域で活躍する総合医に求められる、医療システム全体を俯瞰する能力を修得することを目標として、日本の医療・介護制度の理解、
医療をめぐる現状や将来像、地域社会における自施設の位置づけに関する理解などについて学ぶ
【認定】全日本病院協会認定総合医認定審査会による審査結果に基づき、プライマリ・ケア検討委員会において認定の可否を判断
参考:全日本病院協会「全日病総合医育成プログラム」

https://www.ajha.or.jp/hms/sougoui/

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