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資料2 保育所等訪問支援に係る報酬・基準について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35857.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第39回 10/18)《厚生労働省》
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【論点3】家族支援の充実
現状・課題
○ 障害児への支援にあたっては、こども本人のみならず、保護者やきょうだいを含めた、家族全体を支援し
ていく視点が重要であり、家族支援を推進していくことが重要。
○ 「障害児通所支援に関する検討会」報告書(令和5年3月)において、以下のとおり報告されている。
・ こどもは、保護者や家庭生活から大きな影響を受ける。保護者がこどもの障害を含め、その子のありのままを肯定してい
くプロセスは平坦ではなく、成長・発達の過程で様々な葛藤に直面する。様々な出来事や情報で揺れ動く保護者を、ライフ
ステージを通じて、しっかりとサポートすることも重要である。
・ 親をエンパワメントする観点から心理カウンセリングやペアレントトレーニングなど心理面への支援についても進める必
要がある。また、家族支援という観点から、障害児のきょうだいへの支援という視点も重要である。

○ 保育所等訪問支援において、家族等へ相談援助を行った場合に、家庭連携加算(280単位(1時間未満
187単位)/回/月2回まで)による評価を行っているが、居宅を訪問しての相談援助に限られている。
○ 児童発達支援や放課後等デイサービスにおいては、家族支援について、居宅を訪問しての相談援助に対し
家庭連携加算による評価を行うとともに、事業所内で個別又はグループで相談援助を行った場合に、事業所
内相談支援加算(個別100単位・グループ80単位/回/それぞれ月1回まで)による評価を行っている。

検討の方向性

○ 保育所等訪問支援についても、児童発達支援や放課後等デイサービスでの評価も参考に、家族支援の評価
の見直しを検討してはどうか。

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