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介護保険最新情報vol.1180(第9期計画期間に向けた1号保険料に関する検討について) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 第9期計画期間に向けた1号保険料に関する検討について(10/17付 事務連絡)《厚生労働省》
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令 和 5 年 10 月 17 日


都道府県
介護保険主管部(局)
市 町 村

御中

厚生労働省老健局介護保険計画課

第9期計画期間に向けた1号保険料に関する検討について

日頃より、介護保険行政の適正な運営に尽力いただき、御礼申し上げます。
各市町村におかれては、第9期計画期間(令和6年度から令和8年度まで)
に向けて、1号保険料に関する検討を行われているものと承知しています。
今般、第9期計画期間に向けた制度見直しに関する議論の状況をはじめ、1
号保険料に関する検討に当たって認識、考慮していただきたい事項等について、
これまでにお示ししてきた内容等を下記のとおり整理しましたので、各市町村
におかれましては御了知いただきますようお願いいたします。

1.制度見直しに関する議論の状況について
第9期計画期間に向けた介護保険制度の見直しについては、昨年の社会保障
審議会介護保険部会で議論が行われ、同年 12 月 20 日に「介護保険制度の見直
しに関する意見」
(以下「部会意見書」という。)が取りまとめられた。
また、本年6月 16 日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針 2023
において、
「介護保険料の上昇を抑えるため、利用者負担の一定以上所得の範囲
の取扱いなどについて検討を行い、年末に結論を得る(注)」とされた。
今後、1号保険料負担の在り方については、こうした取りまとめ等を踏まえ、
本年末にかけて介護保険部会等での議論が行われる予定であり、国としては、
その結論が得られ次第、可能な限り早期に、施行に必要な情報(法令改正案、
条例参考例等)をお示ししたいと考えている。
(注)
「介護保険制度の見直しに関する意見」(令和4年 12 月 20 日社会保障審
議会介護保険部会)では、利用者負担の一定以上所得の判断基準のほか、
1号保険料の在り方や多床室の室料負担について、2024 年度から始まる次
期介護保険事業計画に向けて結論を得ることとされた。

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