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参考資料6 全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団と大臣の定期協議に係る議事録(令和5年度) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35798.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第31回 10/18)《厚生労働省》
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また、本当にすばらしい御主人を亡くされる中で、それを、今、乗り越えていただきながら患者講
義等の活動にも参加していただいておりますことに改めて感謝申し上げたいと思います。
医療機関における医療安全をしっかり図っていくということは非常に大事でありますし、そのた
めの管理体制を充実させていく。診療報酬上の措置で、医療安全を司る医療安全管理者の配置
等も評価しているところでありますし、また、「医療安全管理者の業務指針および養成のための研
修プログラムの作成指針」をつくり、医療安全管理者の質の向上にも努めております。
医療安全管理者には、医療機関内の安全管理体制を構築するだけではなくて、医療安全に関
する職員教育や研修の実施も求められております。その際には、患者・家族、医療事故被害者の
視点を盛り込むという観点から、患者・家族等を外部講師として選任すること等を医療機関に推
奨させていただいております。
医療機関における医療安全研修や医療安全管理者養成研修に使用する教材などについては、
まさに研修の実施主体が外部講師である患者・家族等の話し合いの中で決められているものと承
知をしておりますけれども、今回、皆様方で DVD の動画をつくっていただいたということでありま
すし、小川さんと高野さんはその中で体験もお話をされていただいているということであります。
この DVD 動画、どのように活用できるかについて、これについても実務的に進めていきたい。
実務的にどのように進めていけばよいのかという方向で事務局に検討させていただきたいと思っ
ております。ありがとうございました。
○奥泉氏
ありがとうございます。
では、追加でありますか。お願いします。
○川北氏
弁護団の川北でございます。ただいまの大臣の答弁、私たちの要望について前向きに取り組
んでいただけると理解いたしました。ありがとうございます。
医療安全の観点は、今やグローバルスタンダードになっているかと思います。私は 25 年以上
前に薬学部を卒業して専門教育を受けた医療従事者でもあるのですが、当時は専門教育といえ
ば専門知識のいわゆる詰め込み型の教育であったように記憶しております。
今、医療の現場でリーダーシップを担っている医療従事者の皆さんは私が受けた当時の専門
教育を受けた皆さんかと理解しております。だからこそ、患者さんの今までの体験や被害実態、そ
ういったものを現在の医療従事者の皆さんに聞いていただくことが最も重要だと私たちは考えて
いるところですが、ただいまの答弁では大臣もこのような私たちと共通認識をお持ちいただいてい
るという理解でよろしいのかどうか、改めて大臣の御認識をお聞かせいただければと思います。

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