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入-3参考3入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討結果(とりまとめ)(案) (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》
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中医協 総-3
29.10.25

個別の栄養管理の実施による栄養状態とFIM得点の変化

○ 低栄養状態で回復期リハビリテーション病棟に入院した脳卒中高齢患者に対し、管理栄養士が理
学療法士等とともにリハビリテーションの計画作成等に参画し、リハビリテーションの実施に併せて個
別に栄養管理を行うと、約9割の患者で栄養状態が改善したとの報告がある。

退院時
栄養評価
(n=178)

やや改善
63.5%
(n=113)

改善
27.5%
(n=49)

0%

20%

40%

60%

不変
9.0%
(n=16)

80%

100%

注: 栄養状態は管理栄養士がMNA®-SF※を用いて評価。
(退院時) 改善:12-14点、やや改善:8-11点、不変:0-7点
※ Mini Nutritional Assessment – Short Form
低栄養:0-7点、低栄養リスクあり:8-11点、栄養状態良好:12-14点
対象期間: 2012年4月~2014年12月
対象者: 回復期リハ病院に低栄養状態(MNA®-SF:0-7点)で入院し、
加療後に退院した65歳以上の脳卒中患者178名(平均年齢77.2歳)

図 回復期リハ病院の脳卒中高齢患者に対する
個別の栄養管理と栄養状態の改善

入院中のFIM平均利得(点)

○ 栄養状態が改善又はやや改善した群では、不変群に比べて入院中のFIM利得が有意に多かった
との報告がある。
P<0.05
50
P<0.05

42.5
40

36.5

30

24.1
20

10
0
栄養状態
改善
(n=49)

栄養状態
やや改善
(n=113)

栄養状態
不変
(n=16)

注: 各群は左図と対応

図 回復期リハ病院入院中の
栄養状態の改善とFIM利得

出典: Nishioka S et al. J Acad Nutr Diet. 2016; 116(5): 837-43.

本ページのFIM: FIM総得点

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