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香取構成員提出資料 (5 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai14/gijisidai.html
出典情報 全世代型社会保障構築会議(第14回)(10/4)《内閣官房》
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「社会保障の改革工程」について
(1) かかりつけ医機能発揮のための制度整備
前回会議で申し上げた通り。医療提供システム改革全体の視点から、かかりつけ医を地域で実装していく
ための取り組みを進めることが必要。今回の医療法改正はあくまで「かかりつけ医機能が発揮される制度
整備」の一部であり、第一歩。引き続き、以下の各論点に沿った必要な制度整備・政策遂行が必要。
:患者による選択
「報告制度」にとどまり患者の選択の保障・支援に関する制度整備が不十分。
:かかりつけ医機能の定義
「医療の提供」以外の様々な機能(「地域包括ケアの中で発揮されるべき機能」など)の明確化・規定整備
:かかりつけ医機能(報告)の対象が「慢性疾患を有する者(≒高齢者)」に限定されている。
現時点はいいとしても、そもそもかかりつけ医機能は、健康な現役世代にとっても(にとってこそ)重要。
:「患者国民の医療ニーズ(=かかりつけ医が果たすべき機能役割)」の明確化
かかりつけ医療機関に多様な役割があることは、厚労省自身が指摘してきたこと。

:かかりつけ医機能は医療機関の連携・ネットワークで実装する、という視点の明確化
:情報連携・PHRなど医療情報基盤の整備促進

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