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【資料7】日本訪問看護財団[706KB] (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35427.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第226回 10/2)《厚生労働省》
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要望2

包括報酬化により中重度要介護者の多様なニーズへの対応が困難となった現状を踏まえ、スポットでの
利用に対する報酬の新設を要望します

〇 包括報酬化による影響
◼ 療養通所介護事業者の交流会における主な意見

◼ 2021年4月~10月末までに利用を終了した利用者数
0.0%

医療機関入院(その後死亡した者を含む)
介護保険施設入所
在宅での死亡

在宅で最期を迎えるまでの外出機会の
確保や介護者のレスパイト等のニーズ
に対応し、在宅看取りを支援する

状態悪化し、在宅療養のまま終了(その後、結果的
に入院、入所した人を含む)
状態改善し終了

第2回交流会(2021,12,1,参加者47名)、第3回交流会(2022,10,18,参加者46名)
第4回交流会(2023,9,21,参加者65名)

2.3%



1.7%
9.8%



7.5%

利用者・家族の希望により終了

29.9%

35.1%



13.8%

転居
その他
(出典):令和3年度 老人保健健康増進等事業「訪問看護の評価指標の標準化に関する調査研究事業」

利用者・家族の希望により終了した者のうち、中止理由が「包括報酬により利用料が
高くなったため」は半分以上を占めていた(58.8%)。当該状況について、事業者か
らは上記の意見が聞かれている。

〇 療養通所介護を利用する方の一例


利用者宅にて状態を確認しストレッチャーで送迎

出来高報酬の場合、月1~2回のスポット利用から新規
の獲得がしやすかったが、包括報酬により難しくなった。
できるだけ自宅で生活したいため、月に1~2回利用を
希望されたが、サービス提供過少の減算の費用であっ
ても、出来高時の利用より高くなってしまうため、スポット
利用ができなくなった。
家族の急な受診や入院準備のために、(レスパイト入院
やショートステイまでの繋ぎなど)短期間での利用を希
望されることがあったが、そのニーズに応えることができ
なくなった。
など



事業所にて排痰ケアや清潔ケアを実施

※利用者の写真使用については許諾を得ている



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