よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2 障害福祉サービス等報酬改定検討チームの議論の状況について (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00066.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第137回 9/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【論点4】障害者支援施設における悪性腫瘍患者への医療提供体制について
現状・課題
○ 障害者支援施設の入所者については、配置基準上、医師が配置されていることが想定されていることから、
原則として、診療報酬の在宅患者訪問診療料等の費用については障害福祉サービス等報酬からの給付になっ
ている。
○ 一方で、特別養護老人ホームの入所者についても同様の取扱いになっているものの、末期の悪性腫瘍であ
る場合は、特例として在宅患者訪問診療料等が算定可能となっている。
○ 障害者支援施設においては、施設入所者の高齢化等が顕著であり、平成25年3月時点と令和4年3月時点
の年齢階級別の利用者数を比較すると、50歳以上60歳未満については11.2%増加、65歳以上については
37.1%増加となっているとともに、入所者のうち悪性腫瘍に罹患している者や、悪性腫瘍により入院退所・
死亡退所する者も一定程度いる状況となっている。


なお、令和5度から、厚生労働科学研究費を活用して
・ 障害者支援施設等における全国の看取り等の実態調査や、看取りに関する先駆的事業所へのインタ
ビュー調査
・ 終末期の支援を行う支援者や関係者向けに、知的障害者の看取りや終末期における医療機関等との連携
を図る上で備えるべき内容が整理されたマニュアルの作成
を実施する予定としている。

検討の方向性
○ 在宅患者訪問診療料等の診療報酬上の取扱いを踏まえて、障害者支援施設の入所者が末期の悪性腫瘍であ
る場合の医療提供体制について、どのような対応が考えられるか。

41