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資料1 令和6年度専攻医募集におけるシーリング案に対する厚生労働大臣からの意見・要請案 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35133.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医師専門研修部会(令和5年度第3回 9/11)《厚生労働省》
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子育て支援について①(各意見)
令和5年度第1回専門研修部会(6月22日)での意見(概要)
【子育て支援のシーリングとの関連について】
○ 子育て支援に対するインセンティブをシーリングに反映させるのは困難と考える。シーリングと関連づけることについては
しっかりと議論することが必要である。
○ シーリングは都道府県単位だが、子育て支援加算についてはプログラム毎に加算するのは平等性に欠けるのではないか。
○ プログラム単位、基幹施設単位で枠数の加算を行うと、必要な指導医の数を上回る数の専攻医が採用される虞れがあるの
で、そのような懸念も含めて検討すべき。
○ 加算という手法ではなく、子育て支援を行っていない場合に、シーリング数を厳しくするということも考えられるのではないか。
【子育て支援の評価等について】
○ 病児保育については、重点的に評価してもよいのではないか。
○ 産休・育休等の際の、残ったスタッフへの支援の充実についても検討すべきではないか。
○ 子育て支援の評価にあたっては、医師不足地域や規模の小さい病院が不利にならないようにするのがよいのではないか。
○ 子育てからではなく、妊娠中からの支援も必要ではないか。
○ 院内保育について、ただの預かり保育ではなく、認可保育が行っているような教育等、ご両親が預けたいと思うような保育
にすることも、取組次第では可能ではないか。
○ 子育て支援を行っていれば、代わりに長時間労働を行わせてもよいと誤解されないように注意すべき。

(参考)都道府県からの意見(概要)
【子育て支援のシーリングとの関連について】
○ 子育て支援加算は、シーリングの枠外での設定が想定されており、長期的に見れば医師の地域偏在を助長する懸念があ
る。そのため、導入しないことを含め、支援のあり方等を十分議論・検討すべき。
○ シーリングの枠外での設定ではなく、現行のシーリングの枠内で実施すること。
○ 子育てに配慮した勤務環境の整備を医師偏在対策のシーリングと結びつけるべきものではない。
○ 専攻医の採用実績が多い医師多数県に有利に働く制度であり、反対である
○ 都市部の医療機関に対しては、子育て支援の条件を満たさなければプログラムを認定しない等の措置を設ける必要がある
のではないか。
【子育て支援の評価等について】
○ 子育て世代の勤務が現状少ない医療機関でも、子育て世代の医師が働きやすくなる環境整備を行うことが重要である。

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