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入-2別紙2.DPC/PDPS等作業グループからの中間報告について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
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のの、配置上指導、管理の立場についており、担当部門の知識、経験が不足していたこ
とも要因。部位不明・詳細不明コードの使用割合は0%になることはないが、10%未満
は達成できる見込み。適切なコーディングのためには医師の理解も重要と認識してお
り、院内で取り組みを進めていきたい。
(2)短期滞在手術等の入院/入院外での実施状況について
① 入院外での実施割合が低い病院
<入院外で実施する場合の設備・体制>
〇 患者数に比して、外来や日帰りで対応可能な手術室や回復室を整備できていない。
〇 外来看護師等のスタッフが不足している。
〇 術後の夜間等に緊急で対応する体制が整っていない。
<短期滞在手術等を実施する症例の特徴>
〇 地域において手術が実施可能な医療機関が少なく、地域の患者を広く対応している。
〇 近隣の外来診療に特化した医療機関では対応困難な症例の紹介を受けている。



高齢者及び高齢者の独居の患者層が多く、手術後翌日の通院が困難な方が多い。
全身状態が不良な症例や合併症のリスクが高い症例を中心に受け入れている。

<入院/入院外での実施を判断する際の方針や基準>
〇 外来や日帰りでの対応が困難な症例が紹介されることから、原則として入院での診
療を行っている。
〇 体制・設備の観点で外来や日帰りでの対応が困難であることから、入院外での実施
は行っていない。
〇 高齢患者で遠方在住の場合、有事の受診が困難であり、入院での実施を原則として
いる。
〇 術後に異常があった場合に迅速に対応できるよう入院での診療を基本としている。
【医療機関からの聴取内容】
● 連携医療機関から入院が必要な症例として紹介される患者が中心。病院としても、
救急用の入院病床の確保のため、短期滞在手術等については外来移行したいと考えて
いるが、回復室等外来で経過観察可能な設備が整備できていない。現状の体制でも、
外来で実施可能なものは移行できるよう体制等の見直しを行っており、今後は施設の
改修も行う予定。
● 外来で実施する設備、体制が整備できていない。手術は特定の日に集中して実施す
ることが多いが、術後経過観察するスペースがなく、日帰りの場合でも入院としてい
る。
② 入院外での実施割合が高い病院
<入院外で実施する場合の設備・体制>
〇 日帰り手術センターを設置しており、手術実施後は当該センター内の専用ベッドで
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