よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


入-22.DPC/PDPS等作業グループからの中間報告について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

した。


医療資源同等性が担保されている(医療資源の投入量が適切にグルーピングされて
いる(在院日数、包括範囲点数))。
② 臨床的類似性が担保されている(臨床的な観点から問題・違和感が少ない)。
③ 分類は可能な限り簡素であり、分類のコーディングに際して、臨床現場の負担が少
ない。
④ その他制度運用上の問題が生じない。


具体的な作業に当たっては MDC 技術班において行うこととなるが、その際には疾患ご
との特性も踏まえつつ、発症時期等を含む適切な指標による分岐の設定や、そうした分
岐の設定が可能となるような様式1での調査方法を検討する必要性について指摘があ

った。
(P91,92)
○ また、重症度を考慮した評価手法(CCP マトリックス)を導入している診断群分類(脳
梗塞及び肺炎)については、厚生労働省行政推進調査事業「DPC 制度の適切な運用及び
DPC データの活用に資する研究」における検討結果も踏まえ、分類としての妥当性を検
証するとともに、必要な見直しを行うこととされた。(P93)
(3)今後の方向性
○ 診療報酬改定に向けた診断群分類に係る検討状況については、今後改めて報告を行う。
4.退院患者調査に係る検討について
(1)概要
○ 平成 15 年度の DPC/PDPS 導入以降、DPC/PDPS 導入の影響評価等を行うための調査
(「DPC 導入の影響評価に係る調査」)として、退院患者ごとの診療情報及び診療報酬請
求情報等からなる提出データ(DPC データ)に基づく分析調査(「退院患者調査」)を毎
年実施しており、退院患者調査では把握困難なものについて、必要に応じて別途「特別
調査」を実施している。(P96,97)
○ 退院患者調査の結果については、DPC/PDPS のモニタリングという観点から、一定の集
計結果を毎年中医協総会に「定例報告」するとともに、医療機関ごと・診断群分類ごと
の各種集計データについて広く公開することとしている。(P98,99)
(2)具体的な検討内容
<調査の位置づけと結果報告のあり方について>
○ DPC/PDPS が既に入院医療に係る診療報酬制度として定着している現状や、退院患者
調査の対象施設の増加に伴い、DPC データが広く入院医療に係る診療報酬制度の見直し
に活用されている実情を踏まえると、調査の名称(「DPC 導入の影響評価に係る調査」)
やその目的について、再整理するべきと考えられた。
6