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入-22.DPC/PDPS等作業グループからの中間報告について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
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させた場合であっても十分な評価ができるよう検討すべきではないか、といった意見
があった。
② 短期滞在手術等の算定ルールについて
○ 短期滞在手術等基本料3の対象手術等のうち、短期滞在手術等基本料1の対象とな
っている手術等については入院外での実施割合が高いものの、DPC 対象病院において
は入院外での実施割合が低いものが存在する。(P79~85)
○ また、個別の手術等に着目すると、DPC 対象病院の中でも入院/入院外での実施状況
に大きなばらつきがあることが確認された。(P86~89)
○ 入院における包括評価のあり方も踏まえつつ、短期滞在手術等の入院/入院外での
実施状況等の実態把握のため令和5年度特別調査を実施した(別紙参照)。
○ アンケート調査及びヒアリングの結果を踏まえ、以下のような点が指摘された。
・ 短期滞在手術等の入院外での実施状況については、設備や人員体制が整備できて
いるかが大きく関わっている。
・ 患者や家族の意向等により外来に移行できない状況や病床稼働率等により相対的
に決まっている部分もあり、短期滞在手術等自体の診療報酬上の評価の見直しによ
り解決するのは難しいのではないか。
・ 日帰り手術として実施可能な手術について、術後の経過観察目的に病床を利用し
た上で、1日入院として当日に入退院させる場合がある。
・ 入院の必要性については、データの取得が可能であればより詳細な検討を進める
ことができるのではないか。
(3)今後の方向性
○ 点数設定方式については、具体的な診断群分類における医療資源投入量等の分析も踏
まえつつ、引き続き検討を進める。
○ 短期滞在手術等の入院医療における評価については、DPC/PDPS や短期滞在手術等基
本料3による包括評価のあり方も踏まえつつ、分科会において検討を行う。
3.診断群分類に係る検討について
(1)概要
○ 診断群分類については、診療報酬改定時に合わせて、最新の診療実態や臨床的知見を
踏まえた見直しを行うとともに、適切な診断群分類の設定に必要な様式1の見直し及び
「DPC/PDPS 傷病名コーディングテキスト」の見直しを行っている。(P91)
(2)具体的な検討内容
○ 作業グループにおいては、令和6年度診療報酬改定に向けた診断群分類の見直し作業
の実施方針について、従前のとおり、以下の基本方針のもと実施することについて確認
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