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材-1○ 医療機器業界からの意見聴取について (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212455_00033.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第121回 8/30)《厚生労働省》
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2. イノベーション評価の見直し
(2) 医療費削減効果による価格調整 (2/4)
【背景・課題】
一部の革新的な医療機器は、臨床的有用性のみならず、特定保険医療材料の費用を削減する
効果をもたらす
既存製品を類似製品とした場合、現行制度下では一定の加算が付与されたとしても、既存製品を
販売して得られていた利益に届かない場合も存在する。
材料価格の観点から、企業及び医療機関にとって既存の製品を継続して使用するほうが経済的メリ
ットをもたらす場合があり、革新的な医療機器の導入が進まない可能性がある。
【提案】
革新的医療機器の臨床的効果等を患者が速やかに享受するために、これらの機器がもたらす医療
費の削減効果を評価し、速やかな製品の切り替えを促す制度を希望する。
• 新規製品が既存製品と同等の臨床効果を得られ、かつ材料費用が一定金額以下に削減する場合、削減費用の一部を新
規製品へ加算。(以下、イメージ(図の「医療費削減効果からの加算」)
提案イメージ

利益

費用削減

販管、流通費等

製造原価

2製品の価格

利益

利益

利益

販管、流通費等

販管、流通費等

製造原価

製造原価

新規製品
(現行制度下)

新規製品
(提案制度下)

販管、流通費等

製造原価

既存製品

医療費削減効果から加算

(医療費削減効果がある製品の導入
に対する企業インセンティブ)

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