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入-1 (101 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00200.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第5回 8/10)《厚生労働省》
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課題と論点
(特定集中治療室)
• 特定集中治療室管理料及び救命救急入院料2・4を届け出ている治療室は、入院料に関わらず約5割が重症度、医療・
看護必要度Ⅱを用いて評価を行っていた。
• 特定集中治療室の患者の重症度、医療・看護必要度の分布は、特定集中治療室管理料1、2、及び4においては6点に
ピークがあり、特定集中治療室管理料3においては4点にピークがある。
• 特定集中治療室に入室している患者はSOFAスコアが低い患者が多いが、5点以上、11点以上の患者も一定数認めら
れた。
• 入室日の重症度、医療・看護必要度の該当患者の方が、非該当の患者より、入室日のSOFAスコアが高い傾向にあった。
• 入室日の重症度、医療・看護必要度及び入室日のSOFAスコアのいずれもが退院時の転帰と相関しているが、SOFAス
コアの方が退院時の転帰と強く相関していた。
• 特定集中治療室の治療室ごとに重症度、医療・看護必要度の該当患者割合は、多くの施設で高い傾向にあった。
• 入室日のSOFAスコア 5以上の患者の割合は、治療室ごとにばらつきがあった。
• 重症度、医療看護必要度が90%以上の施設に限定しても、入室日のSOFAスコア 5以上の患者の割合はばらついていた。

【論点】
○ 特定集中治療室に入室している患者の重症度、医療・看護必要度及び入室時のSOFAスコアの分布、転帰との相関、
及び施設ごとのばらつきを踏まえ、入室時のSOFAスコアの活用等、特定集中治療室の患者の指標についてどのように考
えるか。

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