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資料4 『経済財政運営と改革の基本方針2023』、『新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版』及び『規制改革実施計画』の概要について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00047.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第100回 7/7)《厚生労働省》
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新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版(令和5年6月16日 閣議決定)
(主な医療関係箇所抜粋) ①
○新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版
Ⅳ.GX・DX等への投資
5.DX
(3)DX投資促進に向けた環境整備
⑩医療・介護のDX
医療・介護に係る情報を共有・交換できる全国医療情報プラットフォームの創設、診療報酬改定DX、電子カル
テ情報の標準化等の取組を行政と関係業界が一丸となって進める。その際、医療DXが我が国の医療の将来を切り
ひらくものであることから、これらの施策を国が責任を持って主導する。医療機関等におけるサイバーセキュリテ
ィ対策等を着実に実施する。また、成立した改正次世代医療基盤法に基づき、医療情報の利活用を促進する。
6.官民連携による科学技術・イノベーションの推進
(2)健康・医療
②ゲノム創薬をはじめとする次世代創薬の推進
従来の低分子薬中心の開発から脱却し、高機能バイオ医薬品や低コストで疾病の原因に効果的に作用し経口摂取
が可能な中分子等、世界規模でニーズの高い分野での創薬を強化する。日本国内の枠組みに閉じて研究開発・供給
基盤構築を行うことは、開発・供給のスピード感で我が国が後れを取るおそれがある。日本の企業・研究機関と、
米国等の有志国のスタートアップ・ファウンダリとの連携を促進し、国際的な新薬開発・供給体制の構築を図る。
がん・難病の全ゲノム解析(DNAが持つ全ての遺伝情報の解析)について、引き続き、10万ゲノム規模に向けて
解析し、その結果の患者への還元と情報基盤の整備を着実に進めるとともに、事業実施組織について、2025年度の
発足に向け、本年度内を目途に法人形態を決定する。
この事業実施組織や、ゲノムのバイオバンクが中心となって、医学・薬学にとどまらず、バイオ、数理科学等の
異分野まで含めた、関係する医療機関、研究機関、スタートアップ等の企業と連携し、全ゲノム解析やマルチオ
ミックス解析(特定の症例に対し、DNA解析、RNA解析、タンパク質解析等の複数の手法で統合的・網羅的に解析す
る方法)の結果や臨床情報等を利活用し、創薬の成功率の向上を図る。
③再生医療
新しい技術の発展を踏まえ、再生医療を適切に普及・拡大させていく観点から、再生医療等安全性確保法等の改
正を検討し、早期に国会に提出する。

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