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資料2-2 抗体保有割合実態調査結果(事務局提出資料) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00424.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第122回 6/16)《厚生労働省》
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第122回(令和5年6月16日)
新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード

資料2-2

事務局提出資料

第3回献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査
(結果速報、概要)
○ 令和4年度は、夏の感染拡大(いわゆる第7波)、秋の感染拡大(いわゆる第8波)等を踏まえ、計2回(令和4年
11月及び令和5年2月)実施した。献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態
調査において、日本全体の結果は、第1回が28.6%(※1)、第2回が42.0%(※1)であった。
○ 国民の抗体保有割合は、今後の感染動向の予測や対策等を検討する際に極めて有用なデータであり、新型コロナウイ
ルス感染症にかかる感染症法上の位置づけ変更後における重層的な流行状況の把握を目的とした、直近の抗体保有状
況について、日本赤十字社の協力のもと、第3回目の当該調査を実施した。
○ この結果、令和5年5月時点の日本全体の抗体保有割合は、42.8%(速報値)であった。
第3回献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査

調査の目的

新型コロナウイルス感染症にかかる感染症法上の位置づけ変更後における重層的な流行状況の把握

実施主体

厚生労働省(日本赤十字社による協力のもと実施)

調査時期

令和5年5月17日~31日

対象者

調査期間中に日本赤十字社の献血ルーム等を訪れた献血者(※2)18,048名(各都道府県384名)

対象地域

全都道府県

測定項目

抗N抗体

統計分析

日本全体及び都道府県別の抗体保有割合と95%信頼区間(CI)(※3)の推定(バイアスの補正なし)

測定結果
(速報値)

全体:42.8% (95%CI: 42.0 - 43.5%)(※4)
(都道府県別等については別紙)

(※1)都道府県、性別、年齢階級にてウェイトバックした値
(※2)全血献血又は成分献血の基準を満たし、以下のいずれにも該当しない者を対象とする。
・新型コロナウイルス感染症と診断された又は新型コロナウイルス検査で陽性になったことがあり、症状消失後(無症状の場合は陽性となった検査の検体採取日から)4週間以内の方
・発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含む新型コロナウイルス感染症が疑われる症状や、味覚・嗅覚の違和感を自覚する方で、症状出現日から2週間以内及び症状消失から3日以内の方
・新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者に該当し、最終接触日から2週間以内の方
(※3)信頼区間はBinomial exact CIで構成
(※4)結果の解釈に当たっては、以下の点に留意する必要がある。
・今回の測定結果は、陽性判定された検体数を全検体数で割った値であり、単純集計にて求めたものである点
・献血の対象年齢が16~69歳であり、70歳以上の高齢者は含まれず、小児、高齢者の陽性率の分布はこのデータからは分からない点
・迅速に各都道府県の抗体保有割合を把握を行う目的で実施しており、献血を行った者の中から系統的無作為に抽出を行ったため、速報では、性別や年齢分布等の結果に影響を与えうる因子を補正しておらず、本来の人口単位の
抗体保有割合とは異なる可能性がある点

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