よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和6年度医学部定員増に係る省令等の一部改正に関するパブリックコメント 概要 (1 ページ)

公開元URL https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000254718
出典情報 令和6年度医学部定員増に係る省令等の一部改正に関するパブリックコメント(意見公募手続)の実施について(6/12)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年度 医学部入学定員増について
1.これまでの経緯
○ 昭和57年及び平成9年の閣議決定により、医学部の入学定員を7,625人まで抑制。
○ 平成18年の「新医師確保総合対策」により医師不足が深刻な都道府県(青森、岩手、秋田、山形、
福島、新潟、山梨、長野、岐阜、三重)について各10人、平成19年の「緊急医師確保対策」により全都
道府県について原則として各5人の入学定員を増員。これらにより、平成20年度の入学定員を7,793人
に増員。
○ 「経済財政改革の基本方針2008」を踏まえ、平成21年度の入学定員を8,486人に増員。

○ 平成22年度以降は、地域の医師確保等の観点から最大9,420人まで増員。
※平成28年度に開設した東北医科薬科大学医学部(100人)、平成29年度に開設した国際医療福祉大学
医学部(140人)含む。

2.平成22年度以降の増員の枠組み
(1)地域の医師確保の観点からの定員増 (地域枠) ※令和6年度においても措置
都道府県が都道府県計画その他の都道府県が作成する医療に関する計画に基づき奨学金を設け、
大学が地域医療を担う意思を持つ者を選抜し、地域医療等の教育を実施。
【令和5年度:961人(+53)】
うち、地域のニーズに対応して選択可能な診療科を示し、診療科偏在対策を図るものとして、
診療科選定地域枠 331人 うち、令和5年度新規 45人 を増員。
(2)研究医養成のための定員増 (研究医枠) ※令和6年度においても措置
複数の大学と連携し、研究医養成の拠点を形成しようとする大学で、研究医の養成・確保に学部・大学院
教育を一貫して取り組む各大学3人以内の定員増。
【令和5年度:27人( ±0 )】

3.入学定員の推移

8260 ‐
8280 7625

8486

※括弧内は令和4年度定員数からの増減

9262 9420 9419 9420 9330 9357 9374 9384
9041 9069 9134
8846 8923 8991

7793

定員増
開始

4.増員期間
令和6年度までの間
(令和6年度は令和元年度の医学部定員総数(9,420人)を超えない範囲で、その必要性を慎重に精査しつ
つ、暫定的に現状の医学部定員を概ね維持。)