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事務局による関係団体への聞き取り結果(概要) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33397.html
出典情報 介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会(第2回 5/31)《厚生労働省》
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関係団体等からの意見 ②
(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団)
団体概要

資料番号
2-3

<沿革>
○ 1982年、日本労働者共同組合連合会(当時「中高年雇用・福祉事業団全国協議会」)の直轄事業として出発。
○ 1987年、センター事業団に組織再編し、日本における労働者協同組合づくりという新しい協同組合運動に挑戦。
⇒ 2020年12月、労働者協同組合法が成立(2022年10月施行)。
※ 団体HP:https://workers-coop.com/

<活動の目的>
○ 介護保険事業や子育て支援事業、若者サポートステーション、困窮者の自立支援事業など主に福祉につながる事業を
中心に活動。
⇒ 働く人が出資し、仕事をおこし、地域の課題解決に向き合う協同労働の協同組合として誰もが住みよい、共に生き、
共にはたらく地域づくりを目指す。
⇒ 本部(東京都豊島区池袋)では、食堂スペースを開放し、多世代の居場所づくりを行う。

取組の
ポイント

<労働者協同組合自体がもつ特性>
○ 組合員が出資すること、その事業を行うにあたり、組合員の意見が適切に反映されること、組合員が組合の行う事業に
従事することが原則。
⇒ 組合員のみならず、サービスを利用する利用者や家族、地域住民と協同しながら、皆で事業を運営。
意見を出し合い、話し合いをしながら、新しい仕事や地域活動に挑戦。
取組の様子
= 「自分たちがやりたいことを決めて、自分たちで実行」
<取組の特徴>
○ 東京都豊島区の通所型サービスBとして実施。
○ 毎週火曜日、昼食時に組合員食堂を開放。組合員、参加者、学生ボランティア等が
一緒に昼食を食べる。食事の後は、おしゃべりや簡単な体操・裁縫をしたり、多世代が交流
しつつ、のんびり気ままに過ごせるサロンになっている。
○ 支援が必要な方、元気高齢者、その他多様な方々が出会う居場所はフレイルの予防は
もちろんのこと、自分たちが決めた出番や役割は利用者さんの「生きがいづくり」につながっている。
○ 高齢の利用者の様子は、利用者がお住まいの地域にある豊島区高齢者相談センター
(8箇所)に報告し、豊島区とも共有している。小さな変化でも見逃さず伝えることで、いつまで
も生き生きと地域で生活できることをサポートしたいと考えている。

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