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【資料1-2】医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版 概説編(案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33201.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会医療等情報利活用ワーキンググループ(第17回 5/24)《厚生労働省》
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3.1 各編の目的・概要
3.1.1 概説編(Overview)
概説編は、本ガイドラインの目的や対象、全体構成に加え、経営管理編、企画管理編、システム運用
編を理解する上で前提となる考え方等を示している。
3.1.2 経営管理編(Governance)
経営管理編は、主に医療機関等において組織の経営方針を策定し、意思決定を担う経営層を対象にし
ており、経営層として遵守・判断すべき事項、並びに企画管理やシステム運営の担当部署及び担当者に
対して指示又は管理すべき事項及びその考え方を示している。
3.1.3 企画管理編(Management)
企画管理編は、主に医療機関等において医療情報システムの安全管理(企画管理、システム運営)の
実務を担う担当者(企画管理者)を対象にしており、組織体制や情報セキュリティ対策に係る規程の整
備等の統制等の安全管理の実務を担う担当者として遵守すべき事項、医療情報システムの実装・運用に
関してシステム運用担当者に対する指示又は管理を行うに当たって遵守すべき事項及びその考え方を
示している。
3.1.4 システム運用編(Control)
システム運用編は、主に医療機関等において医療情報システムの実装・運用の実務を担う担当者を対
象にしており、医療機関等の経営層又は企画管理者の指示に基づき、医療情報システムを構成する情報
機器、ソフトウェア、インフラ等の各種資源の設計、実装、運用等の実務を担う担当者として適切に対
応すべき事項とその考え方を示している。
なお、医療情報システムの実装・運用において、医療機関等が医療情報システム・サービス事業者に
委託し、その業務及び責任を分担することも考えられる。そのため、委託事業者においても本編を参照
の上、医療機関等と協働する必要がある。その際、業務や役割、責任の分担の在り方については、あら
かじめ両者で取り決めておくことが必要になる。

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