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資料1-1 全ゲノム解析等に係る検討状況等について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23993.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第8回 3/2)《厚生労働省》
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「全ゲノム解析等実行計画」の目的と出口戦略(がん領域)
目的

出口戦略

対応案

○全ゲノム解析等の成
果をより早期に患者
に還元する。

適切な治療方法の選択や新たな診断技術としてエビデ
ンスが得られたものについては、順次、先進医療等と
して実施したうえで、保険適用を目指す。
比較的短期間での成果を目指す。

○出口戦略チームの基本コホート
・既知の変異に対して承認済みの既存薬剤を、速やか
に臨床的に適応がある患者へ届けるシステム等の構築

○新たな個別化医療等
を実現し、日常診療
への導入を目指す。

新規臨床試験(治験含む)により新たな個別化医療等
○出口戦略チームの戦略コホート
を実現し、日常診療への導入を目指す。
・既知および新規の変異に対する既存薬剤の適応拡大
成果を得るまでには、一定期間(数年程度)を要する。 のシステム等の構築
・新たな個別化医療のための治験や臨床試験等の実施

○全ゲノム解析等の結
果を研究・創薬など
に活用する。

アカデミアや産業界と連携した取組を推進し、蓄積さ
れたゲノムデータ等の利活用による研究・創薬等を推
進する。
成果を得るまでには、一定期間を要する。

○事業実施組織準備室の支援によるアカデミアフォー
ラム、産業フォーラムの構築
○事業実施組織による利活用推進
○高度な横断的解析の推進

基本コホート
・既知の変異に対して承認済みの既存薬剤を、速やかに臨床的に適応がある患者へ届けるシステム等の構築

戦略
コホートa

・既存および新規の変異に対する既存薬剤の適応拡大に向けた治験等(システム構築を含む)

戦略
コホートb

・例:免疫ゲノムコホート構築および、新たな個別化医療等のための治験や臨床試験等

戦略
コホートc

・例:リキッド、オミックス解析追加コホート構築および、新たな個別化医療等のための治験や臨床試験等

戦略
コホートd

・例:臓器別コホート(スキルス胃がん、膵がん、TN乳がん等)、AI解析コホートなど

①集中管理、②全ゲノム解析、③臨床情報収集、④データ共有及び研究支援システムの構築
※基本コホートと、戦略コホートaは全例登録を想定。戦略コホートは臨床医が主体となり、A班等の経験を生かし構築する。各コホートには責任者
を設置し、独自のコホート設定をしつつも、症例のコホート重複は可能とする。各戦略コホートは、R4年度中に前向き臨床研究の開始を目指す。

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