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2023年第18週(5月1日~5月7日; 5月8日現在)掲載日:2023年5月16日 (2 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2023年第18週(5月1日-5月7日、5月8日現在)(5/16)《国立感染症研究所》
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より重症な入院例の指標は、少し過去の罹患を反映する傾向があるが、軽症例・無症候例と比較して、
受診・検査行動の変化の影響を受けにくい。第 18 週に新規に届出された診断時中等症以上の症例は
128 人、重症例は 18 人であった。前週と比して、中等症以上、重症ともに減少傾向であった。一方、遅
れ報告を考慮し、5 月 1 日現在の第 17 週の値と比較した場合は、第 18 週の中等症以上で増加、重症
の症例は減少であった。なお、年齢群別では、中等症以上の症例においては、5-9 歳、40-59 歳、6079 歳の年齢群で微増した。重症の症例においては、5-9 歳、20-39 歳、40-59 歳の年齢群で微増し
た。レベルとしては、中等症以上・重症の症例ともに、全ての年齢群で第 7 波のピークレベルを大きく下
回っている。
新規の入院例においては、2023 年第 2 週以降は減少傾向であり、第 14 週から微増傾向にあったが、
第 18 週は微減傾向であった。40-49 歳の年齢群で微増が見られたが、他の年齢群では微減~減少し
た。なお、直近の週は過小評価されている場合があり、前週との比較においては、遅れ報告を考慮する
のが重要である。レベルとしては、第 7 波のピークレベルを大きく下回っている。
新規症例の発生から死亡までは、長いタイムラグが想定される。死亡者数においては、2023 年第 2 週
をピークに減少傾向であったが、第 17 週は増加し、第 18 週は減少した。直近 5 週間では、第 14 週は
143 人、第 15 週は 139 人、第 16 週は 141 人、第 17 週は 166 人、第 18 週は 112 人であった。
2023 年第 18 週の新規症例報告数のレベルは、人口 10 万対 62 人であった。人口当たり年齢群別
新規症例報告数は、20 代が最多、5-9 歳が最少であった。なお、新規症例報告数が最も多い年齢群も、
20 代であった。小児と 10 代の傾向としては、0-4 歳、5-9 歳、10 代の人口 10 万対新規症例報告
数はそれぞれ 42、35、80(それぞれ報告された全症例の 2.5%、2.4%、11.4%)であった。
新規報告者数合計の前週比は 1.03 であった。年齢群ごとの前週比は、中央値:1.03、範囲:0.75〜
1.14 と 20 代以上の年齢群で新規症例報告数は増加した。また、直近の週は過小評価される傾向があ
るが、5 月 8 日現在の第 18 週の値と 5 月 1 日現在の第 17 週の値と比較すると、中央値:1.03、範
囲:0.76〜1.14 とほぼ同等であった。直近 5 週間の前週比は、第 14 週は 1.16、第 15 週は 1.04、
第 16 週は 1.19、第 17 週は 1.09、第 18 週は 1.03 であった。
人口 10 万対新規症例報告数の前週差は、第 18 週は 2 であった。20 代で最も多く、12 人の増加(91
から 103 人)を認め、次に 30 代と 50 代の年齢群で 4 人の増加を認めた。他の年齢群では、人口 10
万対約 11 人の減少から 3 人の増加を認めた。
地域別:第 18 週の人口 10 万対新規症例報告数のレベルとしては、沖縄県で最も高く 103 人、次に北
海道の 94 人、他の地域は90 人を下回っている。全症例の 53%を関東地方と近畿地方が占めてい
る。関東地方は、第 14 週は 38%、第 15 週は 38%、第 16 週は 38%、第 17 週は 39%、第 18 週
は第 38%であった。近畿地方は、第 14 週は 15%、第 15 週は 16%、第 16 週は 16%、第 17 週は
15%、第 18 週は 15%であった。
新規症例報告数の前週比は、北海道と四国地方を除く地域で 1 以上であった。最も前週比が高かった
のは九州地方で、次いで中国地方であった。人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第 18 週
では、人口 10 万対 1.9 人の増加であった。最も増加が多かったのは九州地方で 9 人の増加、次いで
中国地方で 6 人の増加であった。最も減少したのは、北海道で 13 人の減少であった。
第 18 週における地域別の新規に届け出された診断時中等症以上であった症例は、東北地方、中国地
方と四国地方で増加であった。診断時重症であった症例は、中国地方、九州地方、沖縄県で微増し、そ
の他の地方で横ばい~減少であった。ただし、直近の週は過小評価されている場合があり、前週との比
較においては、遅れ報告を考慮するのが重要である。中等症以上、重症の症例はレベルとしては、第 7
波のピークレベルを大きく下回っている。
まとめ:第 18 週は、新規症例報告数は減少したが、20 代以上の年齢群と東海地方、中国地方と九州
地方で増加した。なお、検査数、新規陽性者数は減少したが、検査陽性率は増加した。新規の入院例は
微減したが、遅れ報告を考慮した新規の中等症以上は増加した。今後も複数の指標を用いて、状況・疫
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